手書きの手帳を書く1番のメリットは、制限なく自由に書けることです。
手帳の書き方は、「スケジュール管理目的」と「日記目的」の2つあります。それぞれに適している手帳の種類が実は違ってきます。
目的ごとに適している種類が違うといっても、何が適しているのかわからなくて不安ですよね。
そこで、手帳の使い方とメリットデメリット、手帳の種類やアイデアについて詳しく紹介します。ぜひ、最後までみていってくださいね。
目的によって書き方が変わる!手帳の使い方は2つある
手帳には、正解がありません。自分が書きたいなと思うことを書くのが1番良い使い方です。
しかし、正解がないからこそ、何を書いたらいいのか悩んでしまうと思います。そこで、一般的に使われている手帳の使い方について説明します。
手帳の使い方は、一般的に「スケジュール管理目的」と「日記を書く目的」の2つです。それぞれについて、詳しく説明していきます。
- スケジュール管理目的で使う
- 日記を書く目的で使う
スケジュール管理目的で使う
仕事やプライベートなどの予定を把握するために、手帳を書く使い方です。1番、一般的な手帳の使い方です。
スマートフォンやパソコンのカレンダーでもスケジュール管理はできます。しかし、書いた方が頭の中を整理しやすいですし、記憶に残りやすいという方も一定数います。
予定を忘れそうで心配な方は、手書きの手帳でスケジュール管理すると、記憶に残りやすくなるため、忘れずに済むかもしれませんね。
日記を書く目的で使う
スケジュール管理以外でも、日常の記録を残しておく目的として手帳を書く方もいます。その日に思ったこと、起こった出来事などを書き、自分自身の振り返りをする使い方です。
日記ですので、書く内容はなんでも大丈夫です。前向きな感情だけではなく、辛かったや泣きたいなどのネガティブな感情、反省したことなど色々書いておきましょう。
日記を書くことで、後から「そういえばこんなことあったな~」「このときよりは自分は成長している」など思い出せます。
そのため、過去の自分と今の自分を比較することができ、成長を感じられますよ。
手書きで手帳を書くメリットとは?
スマートフォンやPCなど、デジタル媒体が普及している今、手書きで手帳を書くメリットってあるのかなって思っているのではないでしょうか。
実は、デジタル媒体より、手書きの手帳の方が使いやすかったり、書きやすかったりする方もいます。そこで、ここでは手書きの手帳を使うメリットを2つ紹介します。
- 自分で好きなように書ける
- 書いた内容は消えない
手書きで手帳を書くメリット①自分で好きなように書ける
手書きで手帳を書く1番のメリットは、自分で好きなように何でも書けることです。
文字も黒だけではなく、赤や黄色など好きな色で書けますし、イラストやシールなども自由に貼れます。
おしゃれにしたり、かっこよくしたり、自分好みで自分だけのオリジナルな手帳を作ることができます。
手書きで手帳を書くメリット②書いた内容は消えない
手書きの手帳は、失くさない限り書いた内容はそのままです。デジタルですと、スマホが壊れてしまうとデータが消えてしまうかもしれません。
しかし、手書きの手帳は、失くしたり自分から処分したりしない限り、書いた内容が消えることはありません。そのため、日常やスケジュールを記録しておいて、後から読み返してみたいという方にピッタリです。
手書きで手帳を書くデメリットとは?
手書きで手帳を書くにはメリットもありますが、デメリットもあります。デメリットを知っておいた上で、手書きの手帳を使うかどうか判断しておくと、ストレスがないでしょう。
そこで、ここでは手書きで手帳を書くデメリットを2つ紹介します。
- 皆と共有ができない
- リマインドができない
手書きで手帳を書くデメリット①皆と共有ができない
スマートフォンやPCのスケジュール帳であれば、自分の予定を皆と共有ができます。打ち合わせや会議などの予定を共有できるので、まとめて管理可能です。
しかし、手書きの手帳は自分の予定しか書けないので、共有したい予定がある場合は、少し不便に感じてしまうかもしれません。
手書きで手帳を書くデメリット②リマインドができない
デジタル媒体のスケジュール帳には、リマインド機能が付いているものもあります。
リマインド機能があれば、指定した時間に予定を通知してくれるので、予定をすっぽかしてしまうということがなくなります。
しかし、手書きの手帳はリマインド機能がないため、手帳に予定を書き忘れてしまった場合はすっぽかしてしまう可能性もあるかもしれません。
手書きの手帳をスケジュール管理目的で使用する場合は、予定をしっかりと把握して、手帳を書くようにしてくださいね。
主な手帳の種類について紹介
手書きの手帳の使い方や、メリットデメリットについてはご理解いただけたと思います。
しかし、手帳といってもどんな手帳が存在して、どういう風に書いたらいいのかまだ悩んでいる方も多いと思います。
そこで、次の章からは一般的な手帳の種類の書き方とアイデアを詳しく紹介します。手帳にはたくさん種類があるので自分に合った手帳を探しましょう。
マンスリー/ウィークリー/ほぼ日手帳/システム手帳/仕事/お金管理/タスク管理/オタ活
【マンスリー】手帳の書き方とアイデア
まず紹介するのは、マンスリータイプの手帳です。マンスリーは、名前の通り1ヶ月分の予定が記載できます。見開きで1ヶ月見られるので、予定を把握しやすいのが特徴です。
マンスリータイプの書き方としては、1ヶ月のスケジュールを書いていく「スケジュール管理目的」で使うのが理想的。
1日の予定が多すぎて書き込めない場合は、大事な予定(誕生日や祝い事)を手書きの手帳に書き、スマートフォンのカレンダーに細かい予定を入れる方もいます。
毎日の体温を記録や歩数などを書いて、健康を維持するための手帳にしたり、その日に思ったことや感じたことを一言だけ書く手帳にしたりもできます。
手帳のタイプ | マンスリー |
書き方 | 1ヶ月のスケジュールを書く |
特徴 | 見開きで1ヶ月のため予定を管理しやすい |
アイデア | ・健康手帳(体温や歩数を記録)
・一言日記(その日思ったことや感じたことを記録) |
【ウィークリー】手帳の書き方とアイデア
ウィークリータイプの手帳は、1週間分の予定を記載できます。見開きで1週間になっており、横軸に1週間の日付、縦軸にその日の時間が割り振られています。
時間も書いてあるので、マンスリータイプでは1日の予定の書く欄が小さくて書けなかった方は、ウィークリータイプだと1日の予定がたくさん書けるのでおすすめです。
ウィークリータイプも、その日の予定を書く「スケジュール管理目的」で使うのが理想的です。時間軸でかけるので、どの予定にどのくらい時間が必要なのかが手帳を見ただけでわかるのがメリット。
1日の予定を記録しておけるので、勉強時間を記録しておけば「こんなに頑張ったんだ」と感じることができ、記録が自分の自信になるはずですよ。
手帳のタイプ | ウィークリー |
書き方 | 1週間の出来事を書く |
特徴 | 1日の出来事を時間軸で書ける |
アイデア | 勉強の記録に使える |
ウィークリータイプは、英語で垂直を意味している「バーチカルタイプ」という名称で書かれていることもあります。
【ほぼ日手帳】手帳の書き方とアイデア
ほぼ日手帳は持つ人の好みや、ライフスタイルによって自由に使えて、細部までこだわりがあるのが特徴です。
ほぼ日手帳は、1日1ページやA6サイズ、5年手帳などたくさんの種類があります。
1日1ページ手帳は、好みのサイズやフォーマットを選ぶことができたり、5年手帳は5年分の記録を残しておけます。
自分の人生に合わせて、好きなように使えるのがほぼ日手帳のメリットです。
手帳のタイプ | ほぼ日手帳(1日1ページ、A6サイズ、5年手帳など様々) |
書き方 | 自分の好きなように書ける |
特徴 | 「ほぼ日刊イトイ新聞」から厳選した言葉が1日1つずつ記載されているので「読む」手帳としても楽しめる |
アイデア | 仕事や勉強、趣味など好きなように何でも書く |
【システム手帳】手帳の書き方とアイデア
システム手帳とは、バインダーが付いており、中身(リフィル)を交換すれば長年利用できます。
革製品が多く、中身(リフィル)を変えるだけで長年使えるので、お気に入りの手帳と時間を共にすることができます。
ダイアリー、ウィークリー、マンスリー、1年など自分で選んで手帳を作成できるので、カスタマイズしたい方に向いていますよ。
システム手帳にお気に入りのポストカードを綴じておくと、手帳を開くたびに気分が上がるのでおすすめです。
手帳のタイプ | システム手帳 |
書き方 | カスタマイズした手帳によって多少は異なるが、好きなように書ける |
特徴 | リフィルをカスタマイズできる(ダイアリー、ウィークリー、マンスリー、1年) |
アイデア | ポストカードを綴じておくと手帳を開くたびにテンションが上がる |
【仕事目的で使う】手帳の書き方とアイデア
仕事目的で手帳を使うなら、マンスリータイプかウィークリータイプがおすすめです。マンスリータイプは、1ヶ月の予定を見開きで把握ができウィークリータイプは1週間の予定を見開きで把握できます。
そのため、営業先の訪問や取引先の打ち合わせが1日にたくさんある方は、ウィークリータイプ、1日に1つや2つ予定があるという方はマンスリータイプがおすすめです。
仕事目的で使う場合は、手帳を見て行動ができるように具体的に書いておきましょう。時間や場所、打ち合せする内容など細かく書いておけば安心です。
仕事の内容だけではなく、仕事の目標や目的を書いておくと仕事のやる気がでるかもしれません。
仕事目的で使う場合の手帳のタイプ | マンスリーかウィークリー |
書き方 | 時間や場所、打ち合わせするないようを具体的に書く |
アイデア | 仕事の目標や目的を書いてやる気アップ |
【お金管理目的で使う】手帳の書き方とアイデア
手帳を家計簿代わりで使いたい場合は、マンスリー手帳がおすすめです。
予定を入れる感覚で、その日に使ったお金を手帳にメモをするだけですので、とても簡単です。
他の月と比較をして、使い過ぎた月を把握するために、収支の計算を月の最後には必ず行うようにしましょう。
家計簿のように細かく記録する必要はないので、家計簿が苦手な方はまずは手帳でお金を管理してみることから始めるのがおすすめです。
お金管理目的で使う場合の手帳のタイプ | マンスリー |
書き方 | ・その日に使ったお金をメモする
・月の最後に収支を計算する |
アイデア | 家計簿代わりに使う |
【タスク管理目的で使う】手帳の書き方とアイデア
タスク管理目的で手帳を使うなら、ウィークリータイプがおすすめです。1日の時間が縦軸に書かれているため、予定を視覚的に把握できます。
1日のスケジュールとタスク管理両方書き込むことで、手帳1つ見るだけで予定が簡単にわかるのがメリット。
手書きで書くと、入れ替えが難しいので、変更になりそうな予定などは付箋に書いておくと便利ですよ。
タスク管理目的で使う場合の手帳のタイプ | ウィークリータイプ |
書き方 | 1日のスケジュールとタスク全て書き込む |
アイデア | 変更になりそうな予定は付箋に書いておく |
【オタ活目的で使う】手帳の書き方とアイデア
オタ活目的で手帳を使う場合は、マンスリータイプかウィークリータイプがおすすめです。
推しのスケジュールを細かく記入して、テレビの放送時間やYouTube配信の時間も記録したいならウィークリータイプ、推しのイベントに参加する日を主に書きたいならマンスリータイプを利用しましょう。
推しの出ている番組を全て見たい場合は、ウィークリータイプのカレンダーに細かく書いておくことで、推しの番組を全制覇できるはずですよ。
推しへの気持ちを手帳に書くと、推しをもっと推したくなる気分になるので、やってみてください。
推し活目的で使う場合の手帳のタイプ | マンスリーかウィークリータイプ |
書き方 | ・推しのスケジュールを細かく書く(ウィークリータイプ)
・推しのイベントに参加する日を書く(マンスリータイプ) |
アイデア | 推しの気持ちを書いて推しをもっと推す |
まとめ:自分に合った目的で楽しく手帳を書こう!
今回は、手書きの手帳の書き方やメリット、デメリット書く目的について詳しく紹介してきました。以下簡単にまとめてみます。
- 手帳は「スケジュール管理目的」と「日記目的」で書くのが一般的
- 手書きの手帳は自分の好きなように自由に書けるのが魅力
- マンスリータイプとウィークリータイプの手帳が一般的
- 手帳の書き方は目的によって変わる
- 正解がないので楽しく書くのが1番
手帳は、「スケジュール管理目的」と「日記目的」で書く人が多いです。目的によって、適している手帳も変わってきます。
そのため、まずは、自分がどういう目的で手帳を使いたいのかを考えて、目的が決まってから手帳を選ぶようにしてくださいね。