シンプルでオシャレでありながらも、耐久性に優れているのが魅力な、陶器製のコーヒードリッパー。
「デザイン性に優れているのは知っているけど、他に特徴ってないのかな」と思っているのではないでしょうか。
そこで、この記事では、陶器製コーヒードリッパーの特徴やメリットデメリット、おすすめの商品を紹介します。ぜひ、最後までみていってくださいね!
陶器製コーヒードリッパーの特徴
陶器製コーヒードリッパーは、保温性にとても優れているのが魅力的です。
ドリッパーにお湯をかけて温めておいてから、コーヒーを抽出すると、一定の温度を保ったままコーヒーを淹れられます。
陶器のため、プラスチック製よりは少し高くなりますが、高級感のある見た目を楽しめるので、デザインにこだわりたい方におすすめ。
ですが、陶器なので落とすと割れてしまいます。そのため、扱いには注意が必要です。割れなければ、長年使用できるので、自分の気に入ったデザインでコーヒーを楽しめますよ。
プラスチック製とガラス製との違い
陶器ドリッパーの他にも、プラスチック製やガラス製が存在しています。そこで、違いについて詳しく説明します。
価格が違う
陶器製コーヒードリッパーは、製品により価格に幅がありますが、安いもので500円〜1,000円で手に入り、高いものだと5,000円以上するものも。
ガラス製は、1,000円〜2,000円の商品が中心です。コスパを1番に重視したい方は、プラスチック製がおすすめです。300円ほどで購入できる商品もあります。
使い心地が違う
陶器製とガラス製のコーヒードリッパーは、割れ物のため丁寧な扱いが必要です。
お湯で温めてから、コーヒーを抽出するので、少し手間だなと思ってしまうかもしれません。しかし、手間をかけた分だけおいしいコーヒーが出来上がりますよ。
手間をかけたくない方や、気軽にコーヒーを淹れたいという方は、プラスチック製のドリッパーが軽いし安いのでおすすめ。
しかし、プラスチック製は劣化や見た目の変化が激しいのがデメリットです。すぐにくすんでしまったりコーヒーの色が移ってしまったりするので、定期的にコーヒードリッパーを買い換えないといけないので注意しましょう。
陶器製コーヒードリッパーのメリット
陶器製コーヒードリッパーの最大のメリットは、ガラス製やプラスチック製よりもオシャレなデザインの製品が多いことです。
陶器なので、ガラス製やプラスチック製にはない、どこか懐かしい感じの温もりが感じられます。
そのため、コーヒードリッパーをインテリアとしても楽しめます。機能面でも、保温性が高いので、温かいコーヒーを淹れられるのが魅力的です。
- オシャレなデザインの製品が多い
- どこか懐かしい温もりを感じられる
- インテリアとしても楽しめる
- 保温性に優れている
陶器製コーヒードリッパーのデメリット
陶器製コーヒードリッパーは、陶器なので割れ物です。そのため、ぶつけたり落としたりすると割れてしまいます。
また、プラスチック製やガラス製よりも重いので、少し扱いづらいと感じてしまうこともあるでしょう。
冬は特にドリッパーが冷たくなってしまうので、コーヒーをドリップする前にお湯をかけて、しっかりと温めるという手間がかかってしまいます。
しかし、オシャレでデザイン性にとても優れているので、手間よりもオシャレにこだわりたい方は陶器製のドリッパーがおすすめです。
- 落としたりぶつけたりすると割れてしまう
- 重いので少し扱いづらい
- コーヒーをドリップする前にお湯をかけて温めておく必要がある
陶器製コーヒードリッパーを選ぶコツ
陶器製コーヒードリッパーを使用したいと思っても、何を基準に選んだら良いのか分からず不安ですよね。
そこで、ここでは陶器製コーヒードリッパーを選ぶコツを3つ紹介します。
- 取っ手が付いているコーヒードリッパーを選ぶ
- 食洗機対応のコーヒードリッパーを選ぶ
- 自分の好きなデザインを選ぶ
コツ①取っ手が付いているコーヒードリッパーを選ぶ
コーヒードリッパーは、取っ手が付いているものをなるべく選ぶようにしましょう。
取っ手があることで、ドリッパーに直接触れずに済み、やけどやケガをする心配がありません。
取っ手がない場合は、ドリッパーが冷めるのを待つ必要がありますが、取っ手が着いていると、すぐに取り外してコーヒーを飲めますよ。
コツ②食洗機対応のコーヒードリッパーを選ぶ
お手入れを簡単に済ませるために、コーヒードリッパーは、食洗機に対応しているものを選ぶのがおすすめです。
食洗機で洗えると、手軽にお手入れができて、コーヒードリッパーを清潔に保つことができるでしょう。
コツ③自分の好きなデザインを選ぶ
陶器製コーヒードリッパーの魅力は、デザインがオシャレなことです。
そのため、自分好みなデザインのものを選んでください。好きなデザインのコーヒードリッパーでコーヒーを淹れると、よりコーヒータイムを楽しむことができますよ。
陶器製コーヒードリッパーのお手入れの仕方
陶器製コーヒードリッパーは、長年使用できるのが魅力ですが、お手入れをしっかりしないと長い間使用できなくなる可能性があります。
長年愛用するためにも、定期的なお手入れが重要です。陶器製のコーヒードリッパーで、コーヒーを抽出し終えたらすぐにお湯で洗ってください。
汚れが気になり、洗剤を使用するときは、すすぎ残しがないようにしっかりと洗ってくださいね。
また、コーヒーのカスが詰まってしまった(目詰まり)場合は、重曹やベーキングパウダーを溶かした水を用意して、煮沸すると解消します。
目詰まりした時の煮沸する時間は、10~20分が一般的ですが、ドリッパーにより違うので取り扱い説明書を確認してからお手入れを行ってください。
陶器製コーヒードリッパーのおすすめ商品2つ
ここでは陶器製のコーヒードリッパーのおすすめ商品を2つ紹介します。
おすすめ商品①カリタ コーヒードリッパー磁器製 波佐見焼
カリタのコーヒードリッパーは、陶器でありながらも軽量に作られており、その上耐久性にも優れているのが魅力的です。
薄くてスリムな設計で、シンプルでオシャレなデザインをしているので見た目を重視したい方におすすめです。
おすすめ商品②ハリオ V60透過ドリッパー02
ハリオのコーヒードリッパーは、円錐製をしています。コーヒーの粉に注いだお湯が円錐の頂点に向かって抽出されるので、コーヒー豆本来の味を楽しめるのが魅力。
こちらもシンプルでオシャレなデザインをしているので、ドリッパーをインテリアとしても楽しまめす。見ているだけでも、おしゃれなので気分が上がりますよ。
今回記事で紹介しているカリタやハリオの陶器製ドリッパーは、様々なカラーが展開されています。メーカーが直販で販売しているのではなく、コーヒー屋とのコラボで販売されていることが多いです。
デザイン性を重視する方には、そういった商品もあるのでチェックしてみてくださいね。
コーヒーインストラクター1級のコラム
陶器ドリッパーの中でも近年注目を集めているのがORIGAMIドリッパーです。
抽出効率を高めるための構造と、カラフルで個性的な見た目が人気のドリッパー。
20個のリブ(溝)によってお湯の抜けがスムーズになり、ドリップによる味わいの違いをだしやすいです。コーヒーの味わいはもちろん、見た目のかわいらしさを求める方にもおすすめなドリッパーです。
まとめ:デザイン性を重視するなら陶器製のコーヒードリッパー!
今回は、陶器製コーヒードリッパーの特徴やメリットデメリット、おすすめの商品について詳しく紹介してきました。以下簡単にまとめてみます。
- オシャレなデザインの製品が多く、インテリアとしても楽しめる
- 保温性にも優れている
- 重いので少し扱いづらく、落とすと割れる可能性がある
- 取っ手が付いているものや食洗機対応しているものを選ぶと良い
- 長年使用するためには、お手入れをしっかりすると良い
陶器製のコーヒードリッパーは、プラスチック製やガラス製よりも、オシャレなデザインをしているものが多く、見た目にこだわりたい方におすすめです。
見た目だけではなく、保温性にも優れているので、温かいコーヒーを淹れられますよ。
「見た目を重視してドリッパーを選びたい!」「オシャレなデザインドリッパーが欲しい!」という方は陶器製がおすすめなので、ぜひこの記事を参考にして、陶器製のコーヒードリッパーを試してみてくださいね!