ソファのリメイクで最も簡単な方法が、ソファカバーを使用するリメイク方法です。
ソファカバーを使用したリメイクは、傷や汚れを隠すことができ、ソファの雰囲気を変えることができるのはもちろん、傷や汚れの予防にもなります。
リメイク自体も非常に簡単ですので、こまめに雰囲気を変えることも可能です。
今回は、そんなソファーのリメイクに使用するカバーについて、メリットやデメリット、種類や選ぶポイントなどを紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
ソファカバーとは
ソファカバーとは、文字通りソファにかけて使用するカバーのことです。ソファ生地を張り替える必要がないため、手軽にリメイクができるアイテムです。
雰囲気を一新することが容易なため、季節や気分によって色や素材をこまめに変えることが可能なうえ、傷や汚れを隠すこともできます。
ソファカバーを使ってリメイクするメリット
雰囲気を一新できる
掛けるだけでこれまでのソファの色や素材を一新できるのがソファカバーの何よりの魅力です。
着脱が容易なため頻繁な取替が可能で、気分によって色やタイプを変えるのも可能ですし、季節や気温によって素材を変えることも可能です。
傷や汚れの対策になる
ソファカバーをかけることで、ソファの傷や汚れを隠すことができます。
また、傷や汚れを事前に防ぐことにも、ソファカバーは役に立ちます。お子さんやペットがいる場合は、とくにソファに傷や汚れが付きやすいので、ソファカバーの使用をおすすめします。
ソファカバーを使ってリメイクするデメリット
傷や汚れが直るわけではない
当たり前ですが、ソファにカバーをかけるだけですので、既存の傷や汚れが直るわけではありません。
どうしても傷や汚れを直したい場合には、生地の張り替えが必要になります。
熱や湿気が溜まりやすい
ソファカバーをかけることで、ソファとの間に湿気が溜まってしまいます。
湿気が溜まると、カビの発生につながる可能性があるため、こまめに取り外し、湿気対策を行う必要があります。
ソファカバーがズレやすい
ソファカバーの種類によりますが、固定していなかったりサイズが合っていなかったりすると、ずり落ちてしまいます。
安全ピンやマジックテープ、サスペンダーなどで固定し、ずり落ちるのを防ぎましょう。
ソファカバーの種類
ソファカバーのタイプは2種類あります。それぞれのメリット・デメリットを比較したので参考にしてくださいね。
マルチタイプ
留め具などがなく、ソファにかけるだけのタイプです。着脱が簡単ですが、その分ズレやすいのがデメリットです。
フィットタイプ
ソファを丸ごと覆うタイプのカバーです。着脱はしにくいですが、カバーがズレにくいのがポイントです。
名称 | 着脱 | ズレ |
マルチタイプ | 簡単 | ズレやすい |
フィットタイプ | しにくい | ズレにくい |
ソファカバーを選ぶポイント
ソファカバーを選ぶ際のポイントが主に4つありますので、紹介します。
ソファのタイプに合わせる
アーム付き、アーム無しや、コーナーありなど、ソファには様々なタイプがあります。ソファに合ったカバーを選びましょう。
必ず大きさを確認する
ソファとソファカバーのサイズが合わないと、ソファカバーがズレやすくなってしまいます。必ずサイズは確認しましょう。
ソファカバーのタイプを確認する
マルチタイプとフィットタイプのメリット・デメリットを参考にし、気に入ったほうを選択してください。
素材を確認する
特にネットで購入する場合には、素材の手触りがわからないので、家にある同じ素材のものに触れたり、店舗に行って確認したりしておきましょう。
また、素材の手入れし易さなども、意外と重要なポイントです。例えば、布製のカバーだとそのまま洗濯することができますが、革製のカバーだと洗濯はできません。ですので、事前に調べておくなどの注意が必要です。
ソファのリメイクに使うカバーは手作りできる
お好みのデザインやサイズのソファカバーがなければ、手作りしてしまうのも手です。好みの布を調達し、ソファのサイズに合わせて作成すればいいだけですので、難しい作業も必要ありません。
また、元々家にあるブランケットやタオルケットなどの大きめな布を再利用するのも1つの選択肢です。
他にも、デニムなどの布を継ぎはぎして大きな布として使用するなど、ソファカバーを使うのは自由度が高いリメイクとなります。
ソファのリメイクに使うカバーを手作りする方法
掛けるだけのタイプを作成するのであれば、細かい採寸などは必要ありません。ソファを覆える大きさに裁断したり縫い合わせたりして、ソファにかけましょう。
固定するときは安全ピンやマジックテープ、サスペンダーなどを使用しましょう。
フィットタイプのような、ソファにフィットするカバーを手作りする場合には採寸が必要になります。
ソファの形によりますが、座面、背もたれ、ひじ掛けの採寸をし、その大きさに布を裁断しましょう。
ソファカバーをリメイクに使うときの注意点
熱や湿気への対策
全体に言える注意点として、やはり熱や湿気がこもることには対処しなければなりません。湿気が溜まりやすい季節は特に、こまめな取り外しが必要になります。
とくに、湿気に弱い本革のソファは、かびが発生しやすくなっています。
ズレの対策
ソファカバーは座っているとズレてきてしまいます。ズレないように対策が必要になりますので、安全ピン、マジックテープ、サスペンダーなどで固定しましょう。
ソファカバーは応用できる
掛けるだけのマルチカバーや、自分で手作りした布は、ソファカバー以外にも様々な使い方があります。
ベッドスプレッド、テーブルクロス、ラグやこたつカバー、日よけのカーテン、姿鏡にかけるなど、使い方は様々です。
ソファカバーは取り外しが簡単なリメイクであるため、複数持って気分で変えたいという方もいらっしゃると思います。使っていないソファカバーも様々な形で応用できますので、ぜひ試してみてください。
ソファカバーを使ったリメイク まとめ
ソファカバーのリメイクについて、メリット・デメリット、種類や選ぶポイントなどを紹介してきました。
ソファカバーによるリメイクは、手軽でリーズナブルで自由度も高く、デメリットも少ないため非常におすすめです。
1つのソファもソファカバーを使えば様々な雰囲気や肌触りに変身することができます。
買うのか、手作りするのか、ぜひ、この記事で紹介したことを参考に試してみてくださいね。