ソファのリメイクって自分でできるのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
「ソファがへたってきた・・・」「汚れや傷が目立つようになってきた」「ソファの雰囲気を替えたい」と思っても、なかなか買い替えるのって大変ですよね。
そこでオススメしたいのがリメイクです。今回は、そんなソファのリメイクについて、「自分でできるリメイク」と「業者に任せるべきリメイク」を紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
自分でリメイクができるソファの素材
リメイクをするとは言っても、実はソファの素材によって自分でリメイクができるものと、プロ(業者)に任せた方がいいものがあります。
ソファの張り替えは基本的に、「布」の場合には自分でリメイクを行うことができますが、「革」の場合にはプロに任せましょう。
後述しますが、革のソファは業者でも張り替えることが難しいと言われており、とても素人ができるような作業ではありません。
革のソファを自分でリメイクしたいときは「カバーの張り替え」以外の方法でのリメイクをしましょう。
ソファをリメイクするメリット・デメリット
メリット① 買い替えなくて済む
新しくソファを買い換えるとなると、安くても5万円はします。その出費に加え、選ぶ手間やお店に出向く時間、設置する時間もかかってしまいます。
「ソファを替えたいけど、そこまでして替えたいわけではない。」「これらが面倒だ。」と感じる方は今あるもののリメイクを考えてみてはいかがでしょうか。
侮るなかれ、リメイクでも十分にソファの印象を変えることができます。
メリット② 粗大ごみとして出さなくて済む
買い替える際に引き取ってくれることもありますが、そうでない場合もあります。
ソファを粗大ごみとして処分するのは大変ですよね。運ぶのも人手がいるし、費用もかかってしまいます。
その点、リメイクをすればこのような手間が省けてラクですよね。
メリット③ 愛着がわく
すぐ買い換えてしまうよりも、リメイクをしながら、末永く使用してあげると、ソファにも愛着が湧きます。
デメリット① 新品にはならない
当たり前ですが、買い替えない限り新品にはなりません。新品のようですが、躯体やクッションはダメージを受けたままです。
リメイクは生まれ変わる魔法ではありません。延命治療のようなものだと思ってください。
デメリット② 失敗する可能性もある
特に自分でリメイクを行う場合、カバーのサイズミスや、張り替えのミスなどが起こる可能性もあります。
カバーの購入や作業の際には、サイズ寸法や手順を確認しながら行いましょう。
ソファを自分でリメイクする方法① カバーを張り替える
布製のソファは自分でカバーを張り替えることができるため、汚れや傷がついたソファもきれいに生まれ変わることができます。
また、形は同じでもカバーを変えるだけで、質感や雰囲気を一新できます。
注意点としては、ソファが大きい分、力を必要とするため、人手が必要になるかもしれません。また、革製のソファに関しては、業者にお任せすることをお勧めします。
自分でリメイクする際に必要な道具や手順は以下の記事を参考にしてみてください。
ソファを自分でリメイクする方法② ソファカバーをかける
カバーを張り替えるのがめんどくさいという方には、ソファカバーをかけることでリメイクしてしまいましょう。2000円程度と安価で、かけるだけなので素早くできることがポイントです。
傷や汚れを隠せるだけではなく、ソファ自体が受ける傷や汚れの防止にもなります。取り外しが簡単なため、複数購入すれば様々な色や雰囲気を楽しめます。
注意点としては、熱や湿気がこもるためカビの原因になってしまいます。湿気がたまる梅雨や夏の季節は特にこまめにカバーをはずすと良いでしょう。
その他、ソファカバーを選ぶ際のポイントやオススメのカバーはこちらの記事も併せてご覧ください。
ソファを自分でリメイクする方法③ 布をかける
ソファカバーではなくても、布で代用できます。布が余っていたり、好みのソファカバーが見つからなかったりという場合は、ソファカバーの代わりに布で代用してしまいましょう。
ブランケットや、余った布を継ぎはぎして大きな布にするなど、ソファを覆える程度の布ならお好みのもので大丈夫でしょう。
注意点としては、ソファ用の布がズレやすいので、マジックテープや安全ピンなどで固定することをおすすめします。
ソファを自分でリメイクする方法④ クッションを買う
クッションを使えば、ソファ自体をいじらなくてもリメイクすることは可能です。
クッションはソファを引き立てる相棒。へたりや傷を隠せることにとどまらず、ソファの雰囲気をガラッと変えることができます。
形や色の組み合わせによって様々なコーディネートができ、手軽で安価なのもポイント。気分や季節によってクッションを替えていくのもおすすめです。
初心者でも失敗しないクッション選びは、コチラの記事を併せてご覧ください。
ソファを自分でリメイクする方法⑤ ソファクッションを替える
骨組みとソファクッションの取り外しが可能な、座面と背もたれがクッションになっているタイプのソファは、簡単にリメイクできます。
「クッションのへたりや、傷や汚れが目立つようになったけど、骨組みはまだ使える。」そんなときはクッションだけ換えてしまえばいいのです。
クッションだけの交換なら、安価で、手軽。硬さや質感、肌触りなどを一新でき、新品に買い替えるのとほぼ同等のリメイクとなります。
注意点としては、サイズや形が合うものを選び出すことが困難なため、慎重に選択しましょう。
業者に頼むべきソファのリメイク① 傷・ヒビ割れ等の補修
合皮などのソファは、使い続けると傷やひび割れができてしまいますよね。このひび割れの補修を個人でやるのも不可能ではありません。
しかし、それは一時的な措置で、根本的な解決にはなりません。また、道具や準備、人手も必要になります。
その点、業者に頼めばひび割れはキレイに修理してくれるので、根本的な解決になるのでおすすめです。手間を惜しむか、費用を惜しむか天秤にかけて決めましょう。
業者に頼むべきソファのリメイク② 本革カバーの張り替え
女性1人では少し大変かもしれませんが、布製ならDIYも可能です。また、先ほど紹介したように合成皮革では補修や修復が可能です。
しかし、本革製のカバーの張り替えや傷の修復は、専門の業者でも難しいと言われています。傷や縫い目のほつれなどに対して、一時的な応急措置は個人でもできますが、根本的な解決になりません。
どうしても補修したい、カバーを張り直したいなら業者に依頼しましょう。
業者に頼むべきソファのリメイク③ バネや足などの構造的な修理
スプリングやバネ、足などの構造的な部分が壊れてしまった場合は、事故やけがの原因になるので早めの対策が必要です。
これらの修理は余程DIYに慣れていないと個人ではできません。バネの対処法も載せておきますが、壊れたソファは業者に任せましょう。
業者に頼んだ際の修理費用に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。やはり安くはないので、新しく買い替えることも検討しましょう。
まとめ
ソファのリメイクについて、自分でできることと、業者に頼むべきものを紹介してきました。
「ソファのリメイクをすることで、どのようなソファにしたいか?」「どのくらいの手間とコストをかけられるのか?」を考えながら、自分で行うか業者に任せるか決めましょう。
この記事で紹介したものを参考にして、自分でリメイクするのか、業者にお願いするのか、新しく買い替えるのか、最適なものを選んでより良いソファをお家に設置しましょう。