「ベッドのコイルが劣化して音がうるさい!」「デコボコしてて眠れない。」「修理はできるのかな…?」など、ベッドのコイルが原因で悩んでいませんか?
この記事では、ベッドのコイル修理や買い替えについて解説していきます。記事を読めば、ベッドの不調で眠れない日々を終わりにする方法が分かりますよ!
ベッドのコイルを良い状態にして、快眠したい人は参考にしてくださいね。
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/Id2IIl1jOB0)
ベッドのコイルはこんな時に修理が必要
ベッドのコイルは、長く使っていると形が歪んでいきます。下記のような不具合が出てきたら、コイルの修理時期ですよ。
ギシギシときしむ音がする
寝っ転がったときや、寝返りをしたときに「ギシギシ」ときしむ音がしたら、コイルが傷んでいる証拠です。
ただし、コイルではなくフレームがきしんでいる可能性もあるので、どこから音がしているのかを確認するようにしてくださいね。
表面がデコボコしている
ベッドの表面がボコボコしてしまっている場合、コイルが変形してしまっています。そのまま放っておくと、コイルが周りのウレタン部分に突き刺さり、寝たときに身体に当たって痛みを感じることもあります。
【不眠や腰痛の原因】ベッドのコイルを修理しないと…
ベッドのコイルが傷んできているにもかかわらず、すぐに修理をしないと腰痛や不眠の原因となってしまいます。デコボコに変形してしまったコイルは、体重をしっかりと支えることができません。
すると、身体の一部分に負荷がかかり、眠りづらくなったり、身体に痛みが出たりしてしまいます。また、変形したコイルが寝返りをする度にギシギシと音がしたり、身体に当たったりすると、睡眠の妨げになります。
快適な睡眠は大切な生活の基盤です。気持ちよく眠るためにも、ベッドのコイルが劣化して来たら、速やかに修理を行いましょう。
ベッドのコイル修理は現実的ではない…
良質な睡眠のためにもベッドのコイルはすぐに修理したいものですよね。ベッドのコイルは、スプリングコイルとポケットコイルの2種類があります。
しかし、残念なことに、スプリングコイルもポケットコイルも劣化した部分だけを修理することは現実的ではありません。
劣化してしまったコイルを取り出すためには、表面を開き、クッション材などを取り除かなければいけません。これは大変な作業であり、新しくマットレスを作るのと同じくらいの労力と時間がかかります。
また、手間のかかる作業は修理費もかさみます。経済的にも、修理するより新しくマットレスを購入するほうが良いのです。実際、修理に出そうとしても断られることがほとんどです。
【古くなったベッドのコイル】修理以外に対処法はあるの?
ベッドのコイルが修理できないとなると、古くなってしまったコイルはどう対処すればよいのでしょうか?修理以外の対処法を下記に3つ挙げてみました。
- マットレスの向きを変える
- タオルとマットで応急処置
- 買い替え
次章以降で、それぞれ順番に解説していきますので、ここではどんな方法があるのかだけ、確認しておいてください。上にあるものほど対処が簡単なので、上から順番に試してみるのがおすすめです。
【ベッドのコイル】修理以外の対処法①向きを変える
ベッドを使う際はいつも同じ向きで使うため、同じ箇所にずっと負荷がかかり続けて劣化してしまいます。通常、ベッドの上のほうが劣化することがほとんどです。
マットレスの向きを変えれば、負荷がかかる部分が変わるため、新品同様とまではいかないまでも快適に眠れることがあります。
上下を逆さにしたり、裏向きにしたりして対処してみてください。凹んでしまった部分は治りませんが、短期間であれば使い続けることができますよ。
新しいベッド(マットレス)を選ぶのは時間がかかるでしょうから、買い替えるまでの一時的な対処としてもおすすめです。
【ベッドのコイル】修理以外の対処法②応急処置
ベッドのコイルを取り出して修理することは難しいですが、応急処置をすることは可能です。ベッドに下記のようなパッドを敷くことで寝心地を改善しましょう。
凹みが激しい部分は、タオルなどで凹み部分を覆い、その上からマットやパッドを敷くとデコボコが解決しますよ。
ただ、あくまでも応急処置なので、長期間の利用はおすすめしません。新しいベッドを買うまでの対処法として利用してくださいね。
【ベッドのコイル】修理以外の対処法③買い替え
ベッドのコイルが劣化した状態で使い続けると、睡眠の妨げになるので早急に交換するのが理想的です。
ベッドを新しく買うということは、自分の睡眠の質を見直すきっかけにもなります。科学技術は日々進化しているため、今までにないほど快適な眠りをサポートしてくれるベッドと出会えるかもしれませんよ。
この機会に、自分の姿勢や体型にあったベッドを探してみてくださいね。もちろん、ベッドのフレームに傷みがない場合は、マットレスだけの購入でもOKですよ。
ベッドやマットレスを買い替える時の注意点
コイルが劣化してしまった場合は、早急な買い替えが必要です。マットレスやベッドを買い替える際は、まず最初に、保証期間や保証内容を確認してみてください。
保証期間中であれば、無料または割引価格で修理してくれたり、交換してくれたりするかもしれません。保証期間などはメーカーによって異なるので、購入時の説明書を確認してみましょう。
また、新しいマットレスを使う場合は、1か月ペースでマットレスの向きを変えるようにすると、コイルにかかる負荷が分散されるので、劣化が遅くなりますよ。
古くなったベッドやマットレスはどう処分する?
買い替えをする際には、古いベッドやマットレスを処分しなければいけません。処分方法を4つ紹介するので、自分にあったものを選んでみてください。
店に引き取ってもらう
新しくベッドやマットレスを購入するお店に引き取ってもらう方法です。
実施していないお店もあるので、購入時に古いものを処分してもらえるか確認してみるといいでしょう。処分に手間がかからないので、おすすめです。
粗大ごみとして出す
自分が住んでいる自治体のルールに従って、粗大ごみとして処分する方法です。自治体によって差がありますが、1,000円ほどで処分できますよ。
詳しい処分の仕方は、自分の住んでいる自治体の公式サイトから確認することができます。
不用品回収に出す
不用品を回収してくれる業者に頼む方法です。3,000円~10,000円ほどと、業者やベッドの種類によって価格に差があります。
他の処分方法と比べて費用がかかりますが、家から運び出してくれるので楽に処分できますよ。
解体して一般ごみで出す
あまりおすすめしませんが、ベッドやマットレスを自分で解体して一般ごみで処分する方法もあります。時間や労力、道具が必要ですが、処分に費用をかけずに済みますよ。
解体する際はケガをしないように注意してください。また、ホコリやダニの死骸なども出てくるため、防塵マスクなどを着用しましょう。アレルギー体質の人は危険なので他の方法をおすすめします。
まとめ
何度かお伝えしているように、ベッドのコイルは修理することができません。ですので、劣化してしまった場合は買い替えましょう。
ベッドやマットレスを買い替える際には下記の点に注意してください。
- 保証期間を確認する
- 1か月ごとに向きを変えて劣化を防ぐ
ただ、ベッドやマットレスの購入は金額が大きいこともあり、悩むことも多く、時間がかかるでしょう。買い替えるまでの応急処置としては、下記の対処法を試してみてください。
- 向きを変えて使う
- タオルと敷きパッドをベッドの上に敷く
ベッドのコイルを劣化したまま使い続けると、快適な睡眠の妨げになります。健康を保つためにも、早急に買い替えることをおすすめします。
もし、予算に余裕がない場合や買う商品を選ぶのに時間がかかる場合は、応急処置を施して健康被害を最小限に抑えてくださいね。