修理の方法が分からないまま、座面が沈むソファを使い続けていませんか?
「修理費用もかかりそうだし、まだ使えるから、このまま使ってみようかな」と考えるのは、勿体ないかもしれませんよ。
この記事では、沈むソファの症状ごとに、それぞれの原因・対処法・修理にかかる費用についてご紹介しています。
記事の後半では、プロへ修理を依頼した際のメリットについても解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。
こんな症状で悩んでない?座面が沈むソファは修理しよう!
自宅のソファが座面が沈んでいると気になるりますよね。
そして同時に「よく座るところだけ、ソファが沈んでいる…」「ソファが沈みすぎて使いづらい!!」と不満を抱えていませんか?
本来ソファは、リラックスするための家具。悩みを抱えた状態で毎日使っていると、体は休まりませんし、ソファの悩みは日々大きくなるばかりですよね。
座面の沈みが気になってきたら、ソファの修理を考えてみましょう。
あなたはどんな修理が必要?ソファが沈む原因は3つ!
ソファの沈みには様々な原因があり、1つではありません。まずは、それぞれの原因から確認してみましょう。
- クッション材のへたり
- スプリングが折れている
- ソファの耐荷重
3つの原因のなかには、修理をして改善するものもあれば、対処が難しいものもあります。
あなたのソファがどんな原因で沈んでしまっているのか、早速確認してみましょう!
次の項目からは、ソファが沈む症状ごとに、原因・修理方法をご紹介していきます。
ソファの症状①よく座るところだけ沈んでいる
1つ目の症状は、座面の一部が沈み、凹んでしまった状態のソファです。
いつもソファの同じ位置に座っていると、座面の一部だけが沈んでしまう原因になります。
また、小さいお子様がいる家庭では、ソファの上で飛び跳ねることが原因で、座面が沈んでしまうことが多いようです。
座面の一部だけでなくても、ソファに座ったとき、座り心地が固くなってきたと感じるようなら、ソファの修理を行いましょう。
沈むソファの修理法は「クッション材の交換」
座る頻度が原因でソファが沈んでいる場合は、クッション材の交換をすれば、購入時の見た目・座面の柔らかさが戻りますよ。
ソファのクッション材に使われる素材は「ウレタン」と「羽毛」の2種類が多く使われていますが、メーカーによっては独自のクッション材を使っていることもあります。
自分でDIY修理にチャレンジするなら、ネット通販やホームセンターで、ウレタンを購入して、古いクッション材と交換してみましょう。
クッション材のみを交換した場合、修理費用は3人掛けのソファの座面で3~6万円程度です。
(参考資料「料金・お支払いについて」:https://www.ny-k.co.jp/service/repair/price.html)
ソファの症状②ソファが沈みすぎて使いづらい
2つ目の症状は、ソファに座ったとき、座面が沈みすぎて使いづらい状態のソファです。
ソファを長年使っていると、ソファ内部の硬いパーツをお尻で感じるようになります。
また、ネット通販で購入したソファは「思ったよりも座面が沈むな」と使い始めの時点で感じることがあるようです。
こちらの症状のソファをお持ちの場合、原因は2つ考えられます。
次の項目からは、それぞれの原因・修理方法をご紹介します。
沈むソファの修理法は「スプリングの交換」
1つ目の原因は、スプリングの劣化が考えられます。ソファの座面の中には、座ったときの弾力性を出すために、金属製のバネや、布製のテープが使われています。
スプリングが劣化して破損していれば、体を支える要素が減ってしまい、それだけ座面が沈む原因になるんです。
劣化したスプリングは、”PPバンド”を使ってある程度自分で補修することが可能ですが、こちらの方法は初心者からすると、難しそうに感じる作業でもあります。
DIYでの補修が難しそうに感じたら、スプリングの交換をプロへ依頼して、沈みの原因を解消してもらいましょう。
ウェービングテープ・スプリングなどを交換した場合、修理費用は4~8万円程度です。
(参考資料「料金・お支払いについて」:https://www.ny-k.co.jp/service/repair/price.html)
耐荷重が原因でソファが沈む場合、修理可否はプロへ相談してみて
2つ目の原因は、耐荷重です。耐荷重とは、ソファが耐えられる重さの限度のこと。ネット購入したソファに多い症状で、見た目は問題なくても深く沈む場合は、耐荷重が原因の可能性が高いでしょう。
耐荷重が原因で座面が深く沈む場合、どのような対処方法があるのか調査しましたが、残念ながら、耐荷重を増やす方法については見つけることができませんでした。
ですが、そのままソファを使い続けてしまうと、ソファが破損しやすくなり、ケガをする原因になるかもしれません。
修理店へ相談して何か対応ができる方法があるか確認してみるか、購入したソファを買い取ってもらうか、どちらかの方法で対応するといいでしょう。
ネット通販でソファを購入する時は、ソファの耐荷重を必ず確認してくださいね。
プロへ修理依頼をすれば、ソファのメンテナンスも同時にできる
購入したソファの座面が沈む場合、自分でDIY修理を行うことも可能です。ただし、ソファに愛着があり、今後も長く使っていきたい場合は、プロへ修理を依頼するほうがおすすめですよ。
今回ご紹介した、ソファ内部のクッション材・スプリングだけでなく、フレームとなる木材が折れていたり、劣化している可能性もあります。
特に、長年使っているソファをお持ちの場合は、メンテナンスも兼ねて、プロへの修理依頼が必要となるでしょう。
沈むソファの修理と同時に、生地の張替えも考えてみよう
もしも、ソファの表面に汚れが目立っていたり、ひどい傷がある場合には、生地の張替えも同時に依頼してみませんか?
張替えは同じ素材だけでなく、革張りを布張りに変えたり、異なる素材へ変更することも可能です。お部屋のインテリアに合わせて、好みの張地を選んでみてくださいね。
- 3人掛けソファ(幅1800〜2000㎜)・・・8〜16万円程度
- 2人掛けソファ(幅1400〜1800㎜)・・・7~13万円程度
- 1人掛けソファ(幅1000㎜くらい)・・・6~10万円程度
(参考資料「料金・お支払いについて」:https://www.ny-k.co.jp/service/repair/price.html)
「そんなに高いの…?」という方には、サブスクがおすすめ!
前述した、修理依頼した際の費用の高さを見て驚いたのではないでしょうか。家具は大きく、そして重いので、修理費用がどうしても高くなってしまいます。
愛着のある家具ですが、費用のことを考えると、中々即決は出来ないですよね。
そんなあなたには、家具のサブスクリプション(月額定額制)サービスがおすすめです。
近年、音楽や映画など、購入するのではなくサブスクリプションサービスを利用する方が増えてきました。あなたもいくつか利用していませんか?
以下の記事では、家具のサブスクリプションについてまとめて紹介しています。2人掛けのソファで月額800円の商品を取り扱っているサービスもありますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回は、ソファが沈んでしまう時の原因と、それぞれの対処法をご紹介しました。
ソファの沈みの原因は1つではありません。原因の多くは、内部のクッション材がへたっているか、スプリングの破損となります。
ネット通販でソファを購入した場合、購入後すぐに座面が沈んで使いづらい場合は、耐荷重を超えている可能性が高いでしょう。
いずれにしても、プロへ修理の相談をしたほうが、沈みの解消以外にも、ソファの点検まで行えて安心です。大切に使っていきたいソファなら、DIYで修理するよりも、プロへ修理を依頼することをおすすめします。