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ソファ修理に挑戦!ウレタン交換は自分でできる!素材の選び方も解説

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ソファを使っていると、いつか必ずへたってしまうウレタン。ソファ内部にある素材ということもあり、修理が難しそうに感じて、そのままソファを使い続けていませんか?

この記事では、ソファのウレタンを修理するための知識や、修理方法についてご紹介しています。

また、DIYで修理する場合の購入方法・ウレタンの選び方についても解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。

ウレタンがどんな素材か知っていますか?

修理方法を確認する前に、まずはウレタンという素材について知っておきましょう。ウレタンは硬さによって、大きく3種類に分けられます。

ウレタンの硬さは3種類!
  1. 軟質(なんしつ)ウレタンフォーム
  2. 半硬質(はんこうしつ)ウレタンフォーム
  3. 硬質(こうしつ)ウレタンフォーム

ソファや椅子のクッション材に使われているのは、①の軟質(なんしつ)ウレタンフォームです。

ソファ用のウレタンを購入する機会があれば、参考にしてくださいね。

ソファのクッション材には2種類のウレタンが使われている

ソファ用に販売されているウレタンは、大きく分けて2種類あります。

ソファのウレタンは2種類!
  • ウレタンスポンジ
  • チップウレタン

それぞれのウレタンについて、どのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

ウレタンスポンジ

ウレタンスポンジは、皆さんがイメージする”スポンジ”に近い素材です。

ふわふわとやわらかい素材のため、弾力性を出す役目があります。

チップウレタン

チップウレタンは、様々な種類のウレタンの端材を集めて、作られた素材です。

硬めの素材のため、ソファに座ったときの重さを支える役目があります。

どちらか片方を使うわけではなく、座り心地を調整するために、2種類のウレタンを組み合わせて使っているケースが多いんですよ。

ソファのウレタン修理、タイミングはいつ頃がいいの?

ソファのウレタンを修理するタイミングとして、目安の期間はあるのでしょうか。

ウレタンの寿命について、家具の販売を行っている『家具ROOMヨシダ』によると、経年劣化による寿命はおよそ6年〜8年、長くても10年くらいだそうです。

購入してからの年月を忘れてしまった場合は、ソファのへたり具合で判断すると良いでしょう。

ソファのウレタン修理は「交換」か「補強」のどちらかで対応する

ソファのウレタン修理は、”古いものと新しいものを交換する!”と考えがちですが、実は、ウレタンの「補強」をすることも可能です。

ソファの販売・修理を行っている『FLANNEL SOFA』のサイトでは、張り替え・修理事例のページにて、ウレタンの「交換」と「補強」とでそれぞれ分けて紹介されています。

出典:https://www.flannelsofa.com/maintenance/repair_list.php

修理事例を調べたところ、ウレタンの「補強」についてどのような作業が行われるか、残念ながら、ハッキリとした情報はありませんでした。

あくまで推測ですが、ウレタンの「補強」は、”従来よりも強度を上げた状態へウレタンを交換すること”ではないかと思われます。

ウレタン修理をプロへ依頼すれば、ソファの座り心地も調整できる

ウレタンの修理をプロへ依頼すれば、座り心地を細かく指定することができますよ。

実際に、業者と相談してソファのウレタンを選んだ人は、以下のような要望を伝えたそうです。

そのうちの一社と 電話で相談を重ねました。

ふかふかしすぎず
ある程度の固さがあり
安っぽくないすわり心地で
すわり癖がすぐにつかず
何年かは 気持ちよく使え
新しいソファを買いなおせるような経費のかからないもの。

ウレタンのタイプを3つに絞り込んでいただき 届いたサンプルです。

(出典:https://plaza.rakuten.co.jp/guricafe/diary/201504210000/)

このように、かなり細かいリクエストにも答えてくれるんですね。「少し欲張りかな?」と思わずに、まずは、あなたの希望をそのまま伝えてみると、案外対応していただけるかもしれませんよ。

金属製のスプリングをやめて、ウレタンへ変更することも可能

ここまで、ソファのウレタンの交換方法をご紹介しましたが、実は、金属製のスプリングも入ったソファの場合、スプリングを取り出して、全てウレタンに変更することもできるんです。

金属製のスプリングは弾力性を出すために使われますが、コイルが飛び出してきて、ソファの座面がデコボコになってしまうデメリットがあります。

ソファのウレタン修理を依頼する費用

ソファのウレタン修理を依頼した場合の費用についてもご紹介します。

ソファの販売・修理を行っている『NOYES』のサイトによると、3人掛けのソファのクッション材のみを交換する場合、修理費用は3~6万円ほどかかるそうです。

サイズや手間によっては価格が前後しますし、ソファを修理店へ送る場合は送料もかかります。予算は、3~6万円よりも少し多めに考えておいたほうが良さそうですね。

(参考:NOYES「料金・お支払いについて」:https://www.ny-k.co.jp/service/repair/price.html)

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劣化したソファのウレタンを自分で修理する方法

業者に修理する方法について紹介してきましたが、あなたのソファのクッションが”取り外し”できるタイプなら、ウレタンを自分で修理することができますよ。

修理の手順

ウレタンの交換方法は、こちらの動画を参考にしてみるといいでしょう。

ウレタン交換に必要な道具
  • 新しいウレタン
  • カッター
  • 定規
  1. 古いウレタンを取り出す
  2. 新しいウレタンをカッターでカットする
  3. カットしたウレタンを好みの厚さになるまでカバーに入れる
  4. 全体の形を整えて、完成!

動画内では、重ねたウレタンを接着剤でとめずに、そのまま使用しているようです。

自分で修理するのが困難なソファも

反対に、現状復帰が難しい張り込みタイプや、傷つけてしまう可能性のある本革製品は自分で修理するのは避けた方が良いでしょう。

張り込みタイプの見極め方は、ソファを裏返しにしてホチキスの針に似ているタッカーで、布ごと止めているか否かで判断しましょう。

布ごと止められているのなら張り込みタイプであり、再度張り込みが必要になるので素人には難しいです。

ソファを自分で修理するなら、ウレタンはサンプルを取り寄せよう

DIYでソファのウレタンを交換する場合、ウレタンの入手方法に困ってしまう人も多いようです。ウレタンを販売しているのは、ホームセンター・家具の修理店・ネット通販で購入できます。

ネット通販なら、自宅からもたくさんの種類の中から選ぶことができますが、実際に触り心地が分からないことが心配ですよね。そのような時には、ウレタンのサンプルを用意している店舗を選びましょう。

サンプルの取り寄せが”無料で”できる店舗は見つけることができませんでしたが、1個100~200円で購入できる「ウレタンブロック」の取り扱いがあります。

このような商品を上手く利用して、あなた好みのウレタンを見つけてみてくださいね。

まとめ

今回は、ソファのウレタンを修理するための知識や、修理方法についてご紹介しました。

ソファのウレタンは、DIYで修理することも可能です。ただし、ソファのクッションが取り外しできるタイプであることが条件なので、解体が難しいソファはプロへ修理を依頼しましょう。

プロへウレタン修理を依頼した場合、ソファの座り心地について、かなり細かく要望を伝えることができます。

あなたにぴったりのウレタンを選んでくれるので、座り心地にこだわりたい方も、プロへウレタン修理を依頼したほうが安心かもしれませんね。

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