「テーブルの脚を修理したいけど、どうすればいいのかわからない!」と困っていませんか?
脚に不具合が生じたとき、「天板は使えるのにグラグラしてるから安定しない」などとモヤモヤしますよね。
そこで今回は、テーブルの脚を自分で修理する方法と、修理業者に頼むときのポイントを紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%94%BE%E6%A3%84%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%A0%B4%E6%89%80-pforphoto-2029967/)
テーブルの脚を修理する前に
家具の修理をする前には、「その修理は自分でできるものか?」を明らかにしておく必要があります。
事前に自分で修理ができるのか確認しておかないと、いざ修理を始めたら収拾がつかなくなり、余計な時間と修理費がかかってしまう場合があります。
この章では、修理前に確認しておくべきことを紹介していくので、目を通しておきましょう。
テーブルの状態を見極めよう
まずは、テーブルの状態を見極めましょう。脚の修理とは言っても、ガタつきがあるのか、脚が折れてしまっているのかによって修理方法は変わります。
修理に必要なものを知ろう
テーブルの状態がわかったら、修理に必要な材料や工具を確認しましょう。
必要なものをそろえる費用がわかると、業者に頼むよりどれくらいお得になるのかがわかるため、業者に頼むか自分で直すかの判断しやすくなりますよ。
修理にかかる手間・技術
必要なものがわかったら、修理にかかる手間や技術を確認しましょう。
時間がかかるものであったり、自分の技術力では足りない作業があったりする場合は、素直に業者に頼むといいですよ。
これらを踏まえた上で、次からはテーブルの修理方法を紹介していきます。
テーブル脚のガタつきを修理する①ボルトを締め直す
テーブルのがたつきの原因の多くは、脚の付け根の留め具が緩んでいるためです。テーブルのがたつきが気になったら、まず最初にテーブルを裏返しにして脚の付け根を見てみてください。
ねじや六角レンチを締めなおすだけなので、ドライバーやスパナなどの工具さえあれば個人でもでき、とても簡単です。
大きなテーブルの場合は裏返すのに力が必要になるので、力に自信がない場合は無理せず、誰かの力を借りて行ってください。
無理にやろうとすると、テーブルを傷つけてしまったり、けがをしてしまったりする恐れがあるので注意しましょう。
テーブル脚のガタつきを修理する②脚をカットする
脚の付け根を締め直してもテーブルががたつく場合は、4本の脚の長さがバラバラになっている可能性があります。床との摩擦で脚がすり減ってしまうのが原因でしょう。
木製のテーブルであれば、脚をカットすることができます。この修理方法も、ノコギリか紙やすりがあれば可能なので、修理費用はほぼかかりません。
目安としては、カットする長さが1~2mm以上のときはノコギリを、1~2mm以下のときは紙やすりを使うことをおすすめします。
テーブル脚のガタつきを修理する③硬質フェルトを底に貼る
4本の脚の長さがバラバラになっている場合、長い脚を切るのでななく、短い脚の長さを足して修理することも可能です。
この修理方法のメリットは、材質に限らず対応できることです。脚をカットすることは、木製でなければできませんので、木製以外のテーブルをお持ちの場合は硬質フェルトを底に貼ってみてください。
デメリットは、これまで紹介した2つに比べると材料費がかかることですが、業者に頼んだり、買い替えたりするよりは断然安いので、気にするほどではないでしょう。
テーブル脚が折れたときの修理方法①接着剤で取り付ける
ここからは、椅子の脚が折れたとき、割れてしまったときの対処法2つを紹介していきます。1つめは、接着剤で取り付ける方法です。
木製テーブルであれば木工用ボンド、脚が金属であれば金属用の接着剤など、材質によって接着剤を使い分けましょう。
注意点としては、接着剤でつけたら接着部分を押さえておかなければならないことです。重りを置いたり、テープで留めたりして、数時間程度固定しましょう。
テーブル脚が折れたときの修理方法②脚だけ取り換える
テーブルの脚が壊れてしまったときは、脚だけ新しく取り換えることでテーブルを復活させることができます。
家具屋さんやネットなどでは、テーブルの脚のみの販売があります。
様々な形や大きさ、素材がありますので、好みに合わせて選ぶことが可能です。
販売されている脚はネジが別売りの場合もありますので、商品を確かめて必要なものを揃えましょう。テーブルにネジ穴をあけるためのキリやドリルがあると便利ですよ。
修理業者に頼むメリット・デメリット
今までは自分で修理する方法を紹介してきましたが、ここからは業者に依頼する修理について紹介していきます。
- 手間がかからない
- 仕上がりがキレイ
- 幅広い要望ができる
- 工具がなくてもいい
メリットは、やはり「プロがやってくれる」ということでしょう。自分で修理することが不安なときや、修理方法の判断がつかないときは、修理業者への依頼を検討してみてください。
- 時間がかかる
- 修理の間、手元にテーブルがない
- お金がかかる
デメリットは、費用が掛かることと、修理の間、手元にテーブルがないことです。家具の貸し出しを行っている業者もありますので、依頼する前に確認しましょう。
テーブル脚修理の相場
ここでは、テーブル脚の修理を業者に依頼する場合の相場を紹介していきます。
例えば、テーブル脚のカットを修理依頼する場合の費用について、大塚家具のサイトを参考に紹介するとこのようになります。
基本料金(作業費+材料費) | 7,700円~ |
預かり料金(片道運搬費) | 平日2,750円~ 祝日5,500円~(※1エリアによっては6,480円~ ※2修理完了後の配送料は別途料金。) |
修理業者に木製テーブルの脚カットを依頼する場合の費用相場は、約10,000円~です。
修理業者の選び方4つのポイント
ここからは、4つの修理業者の選び方のポイントを紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
1.まずはホームページを見る
ホームページに実績や施工方法、職人の顔などが公開されているので、複数の修理業者を比べてみましょう。
修理業者の中にはホームページがない業者も存在しますが、やはりホームページがある業者の方が信頼が置けますよ。
2.複数の業者から見積もりを取る
複数の業者から修理依頼の見積もりを取ることで、ある程度の相場が把握できます。比較することでどの業者が良いのか自然とわかりますので、見積もりは複数の業者から取りましょう。
見積りが無料の修理業者は多々あるので、3~5つの業者から取ると良いでしょう。
3.家具の引き取りを行っているか確認する
家具の修理における1番のネックは、「家具を持ち運ぶ」ことです。特にテーブルは、家具の中でもかなり重たいですよね。
そんな家具を自分で持ち運ぶのはかなり手間がかかりますし、運んでいる途中に新たな傷をつけてしまう可能性もあります。
業者を比較する際には、「家具の引き取りをしてくれるか」を確認しましょう。
4.送料まで合わせて予算を考える
業者に修理をお願いするときに「修理費用は安いのに、送料がかなりかかった」ということがありがちです。
修理業者を選ぶ際には、送料まで計算に入れて比較することが大切です。
まとめ
今回は、テーブルの脚を自分で修理する方法と、修理業者に頼むときのポイントを紹介してきました。
テーブルの脚は意外にも個人で直すことが可能ですし、業者に修理をお願いするのもそこまで値は張りません。
テーブルの修理に手間やお金をかけた分、出来上がったときにはさらに愛着が湧くことでしょう。
ぜひ今回の記事を参考にして、お気に入りのテーブルの脚を修理し、より長く大切に使っていってくださいね。