この記事は「折りたたみベッドの修理方法を知りたい」方や「折りたたみベッドを業者に依頼したい」方向けの内容となっています。
折りたたみベッドからのきしみ音やベッドフレームが歪むといった故障の場合、「自分で直せるか分からない」「買い替え無くてはいけないのか」と思いますよね。
この記事を読むことで、折りたたみベッドの詳しい修理方法がわかるだけでなく、業者に頼んだ場合や修理が困難な場合の対処もわかります。
この記事を参考にして、折りたたみベッドの修理をする際に役立ててください。
【修理が必要】折りたたみベッドが壊れる原因
この章では、折りたたみベッドが壊れる原因について解説していきます。折りたたみベッドが壊れる原因は以下の4つです。
- 経年劣化
- 耐荷重を大幅に超えて使う
- ベッドの上で飛び跳ねる
- カビ・腐食
ここからは、折りたたみベッドが壊れる4つの原因について詳しく解説していきます。
経年劣化
折りたたみベッドは通常4年から6年で寿命がくるのが一般的です。使い方が荒ければもっと短い期間、2~3年で壊れてしまうこともあります。
ベッド自体の素材だけでなく、ネジ・釘といった部分も劣化していきます。
耐荷重を大幅に超えて使う
折りたたみベッドの耐荷重はシングルタイプで90kg、セミダブルタイプで110kgまでの方の使用を想定しています。
また、リクライニング部分の耐荷重は70kgまでとさらに軽いので、荒い使い方をすると真ん中部分だけがへこんでしまう可能性があります。
ベッドの上で飛び跳ねる
ベッドの床板部はスチールで出来ているのが一般的なので、ベッドの上で飛び跳ねれば体重が軽い方でも壊れやすくなります。
カビ・腐食
ベッドに湿気が溜まった状態が続くことは、カビの発生やサビ・腐食の原因に繋がります。衛生的に良くないだけでなくベッド自体の耐久性も低下するので、寿命よりももっと短い期間で壊れてしまいます。
折りたたみベッドを修理する2つの方法
故障してしまった・不調を感じる折りたたみベッドは2つの方法で修理することが可能です。
- 修理業者に折りたたみベッドの修理を依頼する
- 自分で折りたたみベッドを修理する
1つは業者に修理を依頼するケースです。メリットとしてはプロの技でしっかりと直してくれるという点です。自分では修理が出来ないという人にはおすすめです。
2つ目は自分で修理する方法です。道具を持っている、あるいは揃えられる人はチャレンジしてみるのもいいです。
次の章から、業者に折りたたみベッドの修理を頼む方法と自分で修理する方法をそれぞれ解説していきます。
折りたたみベッドを修理する方法①業者に頼む
フレーム自体にヒビが入っている場合の故障は自分で修理することが難しいです。その場合には業者に依頼をして修理してもらうのが良いでしょう。
折りたたみベッドの修理を業者に依頼する場合は、まず業者探しから始めます。また、お住まいの地域・修理可能家具・平均価格などを調べましょう。
中には出張費が必要となる場合もあるので、こちらも事前で調べることをおすすめします。
次の章で、家具修理業者を探す際におすすめのサイトをまとめたのでご参考ください。
家具修理のおすすめサイト一覧
ここでは家具修理業者を探す際におすすめのサイトを一覧にしました。ご自身で業者を探す際にお役立てください。
家具修理110番
家具修理110番は、全国受付可能の家具修理サイトで、修理費用が8000円からと大変リーズナブルなのが特徴です。8000円には出張料金も含まれていて、明朗会計なところも人気の理由の1つといえます。
電話(0120-949-976)で気軽に相談できる他、ネットでも無料相談が出来るので気軽に利用できるのも嬉しいですよね。
- 社名:シェアリングテクノロジー株式会社
- 住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋19F
- 営業時間:24時間受付
- 電話番号:0120-949-976
- 電話受付時間:24時間365日受付中
- 費用の目安:8000円~
Dr.直し屋施工本部
Dr.直し屋施工本部も全国対応可能の業者検索サイトで、家具修理の他リフォームなども請け負っている業者も探せます。
見積も無料でしてくれるので、初めて業者を依頼する方でも気軽に利用できるサイトといえます。
- 社名:株式会社 シーブライト
- 住所:東京都江東区猿江1丁目11-4 コートソムリエ 1F
- 営業時間:9:00~18:00
- 電話番号:0120-704-832
- 電話受付時間:9:00~18:00
- 費用の目安:5,000円~
家仲間コム
家仲間コムは、修理業者さんに直接依頼を出来るので費用が安く抑えられるのがメリットです。
また、サイト内で概算見積も無料でしてもらえるので、プロに依頼をするとどれくらいかかるのかをカンタンに把握できるのが良いですね。
- 社名:株式会社マッチングジャパン
- 住所:東京都町田市木曽東2-13-13
- 電話対応時間:ネットでの受付のみ
- 費用の目安:2,000円~
折りたたみベッドを修理する方法②DIYで直す
折りたたみベッドを自分で修理するという方法があります。壊れた部分や程度にもよりますが、簡単なものであればホームセンターなどで手に入る道具で修理可能です。
ベッドフレームのわずかな傷やゆがみ、へこみ程度であれば比較的簡単にDIYで修理できます。
また、ベッドのきしみ音は起きやすいトラブルの1つです。この場合は金具のゆるみや劣化で起きている可能性が高いです。
「音くらいだからいいか」と放置しないでなるべく早めに処置することをおすすめします。
折りたたみベッドを修理する前に保証内容を確認
折りたたみベッドが故障したと思った時は、自分で修理したり、業者に依頼を検討したりするよりも先に「保証期間」を確認しましょう。
メーカーでは販売しているベッドに保証期間を設けているのが一般的です。保証期間内であれば無料で修理が受けられたり、場合によってはベッド自体を交換してもらえたりすることもあります。
保証期間の長さはメーカーやベッドによって様々なので注意してください。折りたたみベッドを購入した際の取り扱い説明書に記載のあるメーカーや販売代理店に保障期間を確認しましょう。
折りたたみベッドの修理に必要な道具
自分で折りたたみベッドを修理する際に必要な道具を紹介します。特殊な工具などは必要なく、ホームセンターで手軽に手に入るもので十分です。
ドライバー
折りたたみベッド修理に必要な道具としてまずは「ドライバー」は欠かせません。ネジやボルトなどを固定するために必須なので必ずそろえましょう。
手動・電動とありますが、留めるネジの数が多い場合には電動の方が早く作業が出来るのでおすすめです。
ドライバーはネジのサイズに合うものを購入しましょう!サイズが合わないとネジ山が潰れてしまい、回らなくなる可能性があります。
釘・ネジ
釘・ネジも修理に必要なのでそろえておきましょう。修理する折りたたみベッドに使われているものは釘なのかネジなのかを事前に確認しておきましょう。無駄な買い物が抑えられます。
釘・ネジどちらにおいてもいえますが、頭が平らなものを選ぶと見栄えが良くなるのでおすすめです。釘の場合は「平頭」、木製のネジの場合は「皿頭」と表記されているものを選びましょう。
ゴムワッシャー
ゴムワッシャーは、ねじとベッドとのきしみ音を防ぐために、ねじとベッドの間にはさみ込む固定具です。
きしみ音が気になる方は、ホームセンターで購入しておくことをおすすめします。
潤滑油
潤滑油は、ベッドとねじの間に塗ることできしみ音を防ぐことのできる油です。ねじとベッドフレームの間に潤滑油を塗ることできしみ音がなくなる場合があります。
きしみ音を防ぐために活躍するので、ゴムワッシャーと一緒に購入しておくといいでしょう。
折りたたみベッドの修理方法
この章では、折りたたみベッドの修理方法について詳しく解説します。初めての人でも分かりやすく説明していくのでぜひ参考にしてくださいね。
ネジの緩みを直す
折りたたみベッドは普通のベッドよりも可動部分が多いのでその分ネジが多く使われています。
折りたたみベッドの故障やトラブルにはネジの緩みが関係していることが多いです。以下に手順をまとめたのでネジ締めの時の参考にしてください。
- 全部のネジを9割程度締める
- ベッドの各所に体重をかけてゆがみ・きしみ音が出ないように抑える
- 最後に全てのネジを最後まできつく締める
ネジは1本目からきつく締めてしまうと、ベッド箇所によって締まり具合が変わってしまい余計な歪みに繋がるので上記の手順を守るようにしましょう。
ゴムワッシャーを挟む
ネジを締めてもきしみ音が収まらない場合には、ネジ自体が摩耗していることが多いです。その場合には摩耗してすり減った部分を埋めてあげる必要があります。
その時におすすめなのがゴムやプラスチック製のワッシャーを使うと良いです。ワッシャーとは、ねじとベッドの間に空いたすき間を埋める固定具の役割を果たします。
ワッシャーをねじとベッドとの間にクッションとして挟むことで金属音が出なくなるという仕組みを利用します。
潤滑油で音を出なくさせる
パーツによってはワッシャーなどを挟めない場合もあります。その時は潤滑剤を使うことできしみ音が収まります。
特にネジ付近で効果を発揮するので、故障原因がネジの場合にぜひお使いください。潤滑剤もホームセンターで手軽に手に入ります。
折りたたみベッドが修理できない【買い替えを検討しよう】
「業者に修理を頼むのが面倒だ」「自力での修理が難しい」という方は、買い替えの検討をしましょう。
折りたたみベッドは普通のベッドよりも耐荷重が軽いことと、フレームの強度の面で劣ります。
そのため、折りたたみベッドを買い替える際は、今回紹介した折りたたみベッドで良く起きる故障原因を元に選びましょう。
- 経年劣化
- 耐荷重を大幅に超えて使う
- ベッドの上で飛び跳ねる
- カビ・腐食
経年劣化による故障を防ぐためには、修理保証の長いベッドを選ぶといいでしょう。
耐荷重が気になる際は、耐荷重100kg以上でフレームのつなぎ目が少ない物を選ぶといいです。つなぎ目が少ないと、折りたたみの範囲が小さくなったり、たたみにくくなったりしますが、強度が上がります。
カビや腐食が気になる方は、錆びにくいアルミ素材や樹脂素材のベッドを選ぶといいですね。
折りたたみベッド修理のまとめ。ベッドの特徴と扱い方を考えよう
- 経年劣化
- 耐荷重を大幅に超えて使う
- ベッドの上で飛び跳ねる
- カビ・腐食
- 家具修理110番
- Dr.直し屋施工本部
- 家仲間コム
- ねじの緩みを直す
- ゴムワッシャーを使う
- 潤滑油を使う
折りたたみベッドの修理方法を詳しくまとめました。折りたたみベッドは、普通のベッドと異なり耐荷重とフレームの強度の面で劣ること、稼働部分が多いので故障しやすいベッドではあります。
ちょっとした傷やゆがみ、きしみ音くらいであれば自分でも修理が可能ですが、大きく歪んでいたり割れていたりという場合には業者に依頼をする、もしくは買い替えの検討もおすすめです。
買い替えの際には折りたたみベッドの壊れやすい部分などもよく確認をして購入に臨んでください。