「ベッドのコンセントが故障してしまったけど、どう修理したらいいのか分からない…」とお悩みではありませんか?
ベッドのコンセントが使えなくなると、寝ながらスマホが出来なくなってとっても不便ですよね。
今回はそんなあなたの為に、ベッドのコンセントが故障してしまった時の対処法をまとめました!
(アイキャッチの引用元:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E4%BD%9C%E6%A5%AD-%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%89-731894/)
ベッドのコンセントが故障した時に真っ先にすべき事
「ベッドのコンセントが使えなくなった!」そんなときには、すぐにヘッドボードから伸びている電源コードを抜いてください。
コンセントが使えなくなったという事は、コンセント内で接触不良を起こしている可能性があります。最悪の場合コンセント内でスパークを起こし、火事に発展する危険性があります。
放置してしまうと大変危険なので、まだ電源コードを抜いていない方は今すぐ電源コードを抜きに行きましょう!
ベッドのコンセントが故障した原因は?
ベッドのコンセントを修理するためには、まず故障した原因を知る必要があります。理由としては、どこが壊れたかによって対処法が変わってくる為です。
主な原因を4つ挙げるので、順番にチェックしていってください。
ブレーカーが落ちている
ブレーカーが落ちていると電気が遮断されてしまうので、ベッドのコンセントも使えなくなってしまいます。
メインブレーカー右側の小ブレーカー(安全ブレーカー)は、家電がショートした場合や、許容電流を超えた場合に落ちてしまう事があります。
壁面コンセントの接触不良
ブレーカーが落ちていない事が確認できたら、次に疑うべくは壁面コンセントです。
他の電化製品を繋げてみて、使えないようなら壁面コンセントが原因になります。
ケーブルの断線
電源ケーブルには、内部に銅線が走っており、途中で切れてしまうと、電気が遮断されてしまいます。
ヘッドボードから伸びる電源ケーブルを見て、重い物に踏まれた跡がある、被膜が破れているといった異常が見られる場合、ケーブルの断線が原因である可能性が高いです。
ベッドのコンセントの接触不良
上記の全てが問題なかった場合、ベッドのコンセントが接触不良を起こしている可能性が高いです。
特に「水をこぼしてしまった」「プラグを刺すとぐらぐらする」といった場合、ベッドのコンセントの故障を疑いましょう。
ベッドのコンセントが故障した時の修理方法
故障の原因が分かったでしょうか。それでは、それぞれの原因に合わせた具体的な修理の方法を解説していきます。
ベッドのケーブル、コンセントが原因の場合には、販売店か家具修理業者に修理を依頼する形になります。
壁面コンセントが原因の場合には、電気業者に修理を依頼する必要があります。
ヘッドボードの交換でも対応はできますが、使っているベッドと同じヘッドボードを探すのは大変です。もし合致するヘッドボードがあったとしても、修理の方が安く済むので、業者に依頼する事を推奨します。
【注意】ベッドのコンセントは自分で修理できない
ベッドのコンセントは、残念ながら自分で修理することはできません。もし無理に修理しようとした場合、保証が受けられなくなるだけでなく、やり方を間違えると感電するリスクもある為です。
特に、壁面コンセントが原因の場合には電気工事士という資格が必要となるので、持っていない方は絶対に自力で修理しないでください。
壁面コンセント内には高圧電流が流れている為、最悪の場合死亡事故にも繋がります。
ベッドのコンセントの修理はどこに依頼したらいい?
ベッドのコンセントやコードが損傷している場合は、最初にベッドの保証期間が残っていないか確認しましょう。保証期間が残っていたら、販売店に連絡することで修理の依頼ができます。
販売店によって異なりますが、保証期間は概ね5年以上あります。ベッドを購入した時の保証書を確認するか、販売店に連絡して確認してください。
もし保証期間が残っておらず、販売店で修理ができない時は、家具の修理業者に依頼する方法があります。こちらのサイトで近所の業者が検索ができるので、是非ご活用ください。
ベッドのコンセントの修理した時の金額は?
保証期間が残っている内は、販売店に連絡することで無料で修理してもらえる可能性が高いです。
保証期間が過ぎていた場合でも、比較的安く修理を受けてくれることもあるため、依頼する業者を探す前にベッドを購入したメーカーのホームページを確認しましょう。
ベッドの修理を業者に依頼した場合の金額は、5,000円~15,000円程度です。(参考:LocalWorks 家具組立、修理の費用データより)
壁面コンセントの修理はどこに依頼したらいい?
壁面コンセントが損傷している場合は、家具の修理業者ではなく電気工事の業者に依頼する必要があります。
この時の注意点として、必ず電気工事士の資格があるか確認してください。壁コンセントの交換は、電気工事士の資格を所持している人にしかおこなってはならないと、法律で定められているからです。
おすすめは、所謂「町の電気屋さん」です。大手の家電屋に比べ、費用が安くなるケースが多いようです。
壁面コンセントの修理を依頼した時の金額は?
壁面コンセントの修理の場合、地域や業者によって開きがありますが、大体8,000円〜15,000円程度かかります。(参考:くらしのマーケット コンセント増設・スイッチ修理より)
また、費用の内訳は「出張費+作業費+部品代」になりますので、できるだけ近所の業者に依頼することで費用を抑えることができます。
こちらのサイトで近所の業者が検索ができるので、是非ご活用ください。
コンセントの故障を事前に防ぐメンテナンス方法
コンセントの故障をあらかじめ防ぐには、やはりこまめな掃除が重要です。特に埃は接触不良の原因になりがちなので、定期的にエアーダスター等でメンテナンスしましょう。
また、タコ足配線は劣化を早める原因になります。できるだけ配線はシンプルにまとめましょう。
他には、プラグの抜き差しの際にも注意が必要です。家電のスイッチが入ったままプラグを抜き差しすると、端子の焼けが速くなってしまいます。
ベッドのコンセントの修理方法まとめ
今回の記事では、ベッドのコンセントが故障してしまった時の対処法について解説しました。まとめると、以下のようになります。
- ベッド自体のコンセントが原因⇒販売店や家具修理業者に依頼する。
- 壁面コンセントが原因⇒電気工事の業者に依頼する。
コンセントの修理は、原因によって修理する方法が変わってきます。何が原因かをしっかりと調査し、原因に合わせた対処をしましょう。
特に壁面コンセントの修理は、高圧電流が流れているので非常に危険です。絶対に自力で解決しようとせず、資格を持った業者に依頼しましょう。
また、コンセントの寿命は一般的に10年と言われています。定期的に交換する必要があるので、是非今回解説した方法を覚えておいてくださいね!