「シーリーのベッドを使っていて異変を感じるけど、修理に出すべきなのか分からない」とお困りではありませんか?
ベッドの修理、もしくは買い替えるタイミングを見極めるのは意外と難しいですよね。しかし、壊れているベッドを使い続けていると思いもよらぬケガや体の不調に苦しむことになるかもしれません。
そこで、今回の記事ではシーリーのベッドを修理する上で知っておきたい以下の4つについて詳しく紹介していきます。
- シーリーのベッドはどこで修理出来るのか
- ベッドを長く使い続ける方法
- ベッドを修理・買い替えるときの目安
- シーリーのおススメベッド紹介
既にシーリーのベッドを使っている方も、シーリーのベッドを使ってみたいと考えている方も、是非参考にしてみてください。
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/M8iGdeTSOkg)
ベッドブランド『シーリー』とは
『シーリー』とは1881年にアメリカで発祥して以来、多くの人に愛されているベッドブランドです。
多くの一流ホテルでもベッドが置かれているなど、シーリーの寝心地は世界でも高い評価を受けています。
シーリーのベッドは高級ブランドに分類されていて、マットレスだけでも最低10万円はする高級品です。ベッドフレームも合わせて購入すると20万円は掛かるでしょう。
しかし、値段に見合っただけの寝心地があり、シーリーが独自で開発したマットレスは寝ているときに身体に掛かる負担を軽減してくれます。
高級ベッドならなおさら壊れた時のことが心配ですよね。次からは、シーリーのベッドが壊れてしまったときの対処法について紹介していきます。
『シーリー』のベッドを修理する前に、保証期間を確認しよう
マットレスが壊れてしまったり、異変を感じたりした場合でも保証期間内であれば無料でマットレスを取り換えてもらえる可能性がありますよ。
ちなみに、シーリーではマットレスの保証期間は『二ヵ月』とされているので、二ヵ月以内に異常があった場合はシーリーに問い合わせるようにしましょう。
また、シーリーの保証期間は二ヵ月ですが、販売店舗によっては追加料金で保証を延長できるサービスを行っているところもあります。
なので修理を依頼する前に、使っているマットレスの保証期間がいつまでなのか、どういった場合に保証を受けられるのかを確認するようにしましょう。
保証期間が過ぎていた場合、修理はどうすれば良いでしょうか?次からは、自分で修理をする場合と修理会社に頼む場合について紹介します。
『シーリー』への問い合わせ方法は?ベッド修理はどこに頼む?
シーリーはベッドの“販売”だけを専門としているため、修理についての問い合わせについては一切受け付けていないそうです。そのため、シーリーのベッドを修理する場合は家具の修理会社に依頼する必要があります。
修理以外の問い合わせであればシーリーの公式ホームページから行うことが出来ます。
シーリーのカタログ送付もこちらから受け付けているので、気になる方は以下のリンク、もしくは公式ホームページから問い合わせてみてはいかがでしょうか。
『シーリー』のベッドは自分で修理出来る?
シーリーのベッドを自分だけで修理するのは難しいでしょう。なぜなら、マットレスの修理は新しいマットレスを作る工程とほとんど変わらないからです。
マットレスの表面は頑丈な布素材で一面覆われているため、修理するとなると表面の布素材をすべて剥がし、中材を入れ替える必要があります。
これを自分だけで行うと、マットレスを新しく購入する以上の費用が掛かるだけでなく、かなりの時間と手間も必要になります。
自分で修理出来ないのであればプロに依頼するしかないでしょう。そこで一番気になるのは、業者に修理を依頼した場合の金額ですよね。次で詳しく紹介していきます。
『シーリー』のベッド修理に掛かる値段は?
ベッドが古くなってきたり、壊れてしまったりしたからとすぐに買い替えてしまうのは少し勿体ないです。
確かに自分でソファを修理しようとするとマットレスを買い替えたとき以上の費用が掛かってしまいますが、修理業者に依頼すれば買い替えるよりも安い値段でトラブルを解決出来るかもしれませんよ。
ネットから家具修理を受け付けているサイト《家具修理110番》によると、ベッドの修理も“8000円から”引き受けているそうです。
しかし、修理に掛かる値段はベッドの大きさや壊れている個所、状態によって異なるため、正確な値段は実際に見積もりを依頼してみないと分かりません。興味のある方は、まずは見積もりを取ってみましょう。
修理を依頼するにしても、ベッドの修理・買い替えタイミングが分からなければいつ修理に出せばいいのか分からないですよね。
次ではベッドの寿命や修理・買い替えタイミングについて紹介していきます。
『シーリー』のマットレス・ベッドフレームの寿命は?
- マットレス………8~10年
- ベッドフレーム…10~20年
毎日私たちの体重を支えているマットレスは使用頻度や使用状況によっても異なりますが、長くても10年程で寿命を迎えてしまいます。
寿命以上に長く使い続けると、寝心地が悪くなるなどの変化が出てきてしまいます。最高の寝心地を維持するためにも、マットレスの状態はとても重要なのです。
また、上記の寿命はあくまでも目安です。マットレスの破れやベッドフレームのひび割れなどの目に見える異常が出来てしまった場合は、寿命でなくても修理や買い替えを検討するようにしましょう。
『シーリー』のベッドの修理・買い替えタイミング
マットレスは使用頻度や使用環境によって一般的な寿命よりも早くダメになってしまうこともあるため、マットレスの使用年数だけを数えていては正確な買い替えタイミングは分かりません。
そこで、こちらでは見た目や体感から分かるマットレスの買い替えタイミングについて紹介していきます。
マットレスの凹み
負荷の集中しやすい腰部・臀部辺りに凹みが出来てしまったときは、マットレスがへたれてきてしまった証拠です。
へたれてしまったマットレスは身体を支える機能が低下するため、腰痛などを引き起こしてしまう可能性があります。買い替えを検討しましょう。
スプリングが当たるような感覚
ベッドに寝ていて背中にスプリングが当たって痛みを感じる場合もマットレスの買い替えタイミングです。
スプリングが当たるような感覚があるのは、マットレスの表面にあるクッションがへたれてきた証拠です。
マットレスの上に敷きマットをすることで一時的に凌ぐことは出来ますが、なるべく早くに買い替えた方が良いでしょう。
スプリングがきしむ音がする
頻繁に音がすると睡眠の妨げになるだけでなく、スプリングが劣化しているせいで身体を支える機能が低下している可能性があります。マットレスの買い替えを検討しましょう。
ただし、ベッドフレームの上にマットレスが上手く設置されていないためにきしむような音がする場合もあります。買い替えをする前に、音の原因がマットレス以外にないかどうか確認するようにしましょう。
マットレスが破れている
マットレスが破れてしまっている場合、なるべく早くマットレスの買い替えもしくは修理を検討しましょう。
マットレスが破れていると見た目が悪いだけでなく、中のスプリングが飛び出してきてケガをしてしまう可能性もあります。
せっかくなら長くベッドを使っていきたいですよね。次では自分で簡単に出来るベッドを長持ちさせる方法について紹介していきます。
『シーリー』のベッドを修理せずに長持ちさせる方法
マットレスに掛かる負荷の約半分は腰部・臀部に集中しているため、何の工夫もなく使い続けた場合はマットレスの中央部分からへたりが現れてきます。
せっかくの高級ベッドですから、長く使い続けたいですよね。そこで、長持ちさせるためにも『マットローテーション』というメンテナンス方法を試してみてはいかがでしょうか。
マットローテーションとは
『マットローテーション』とは、一流ホテルでも採用されているマットレスを長持ちさせる効果のあるメンテナンス方法です。
やり方は簡単で、シーズン毎もしくは半年に一度くらいの頻度でマットレスを前・後・裏・表でローテーションをして使っていきます。
マットレスをローテーションして使うことで、一部分に負荷が掛かり続けるのを防ぎ、マットレスがへたるのを遅らせることが出来ます。
詳しいやり方を紹介している動画もあるので、方法がいまいち分からないという方はこちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。
どんなにマットを大切にしていても、買い替えなくてはいけないタイミングはいつか来てしまいます。
買い替えるとしてもシーリーのベッドを使い続けていきたいという方のために、次からはシーリーのおススメベッドを紹介していきます。
『シーリー』のベッドおススメ
こちらでは、シーリーの中でもおススメのマットレスを2つ紹介していきます。シーリーのマットレスの購入を考えている方は参考にしてみてください。
エッセンシャルズTT
セミダブルタイプであっても10万円以下で購入できるなど、シーリーのマットレスの中でも最も値段が安い商品です。
シーリーのマットレスを使いたいけど、あまり予算は掛けられないという方に特におススメですよ。
プレミアムEPT
こちらは、負荷の掛かりやすい腰部・臀部のサポートに重点を置いて作られたマットレスです。
寝ている間の体重をしっかり支えてくれるので、痛みの出やすい腰にも優しいですよ。腰痛に苦しんでいる方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
『シーリー』のベッド修理方法まとめ
今回はシーリーのベッドを修理する方法と、ベッドを買い替えるべきタイミングについて紹介してきました。
シーリーでは販売のみを行っているので、修理の依頼は受け付けていません。ベッドの修理を依頼したい場合は、家具修理業者に依頼するようにしましょう。
ただし、保証期間内であれば無料で修理してもらえる可能性があるので、まずは保証期間内なのか確認しましょう。
寿命を迎えてしまったり、壊れてしまったりしているベッドは身体を支える機能が低下してしまっているので、寝心地が悪く、腰痛などを引き起こす原因になってしまうこともあります。
異変のあるベッドは使い続けるのではなく、なるべく早く買い替えや修理を検討するようにしましょう。