皆さんは「デニムソファの色移りが心配だなぁ…」と、不安になっていませんか?
爽やかなスカイブルーのデニムソファは、お部屋にあるとそれだけでオシャレなインテリアになりますよね。
色移りが心配だからといって、デニムソファを諦めてしまうのはもったいないです。デニムの特徴をうまく利用して、理想のインテリアづくりを楽しみましょう!
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E7%A0%B4%E8%A3%82-828693/)
デニムソファは色移りするの?
デニムソファは生地にあらかじめ色移りしづらいよう、加工されているものが多くあります。
ですが、明るい色の服で座ったときや、ソファが濡れているときなど、場合によってはソファの色が洋服へ移る可能性があります。
初めのうちはどのくらい色が移りやすいか分かりませんので、デニムソファを購入してからしばらくは、明るい服を着用してソファに座るのは控えましょう。色が濃いデニム生地は特に注意が必要です。
デニムソファが全く色移りしないとは言い切れませんので、色移り対策は念のために行うことをおすすめします。
デニムソファが色移りしやすいとき
デニムソファは「摩擦」で色移りします。普段何気なく使っていて、気づいたら色が移っていた!と慌ててしまうケースが多いようです。
色移りしづらいように表面加工されているソファなら、一度座っただけで色移りする可能性は低いでしょう。ただ、繰り返し座れば、その積み重ねでだんだん色移りは目立ってきます。
また、デニムソファは「水分」でも色が移りやすくなります。例えば、白い洋服で汗をかいたまま長時間ソファへ座ると、乾いた状態よりも強く色が移ってしまいます。
汗をかきやすい夏場やお風呂上りには、ソファを濡らさないように気を付ける必要があります。
デニムソファの色移りを防ぐには?
布を使って色移りを防ぐ
ソファの座面に布をかければ、お部屋のアクセントになりつつ、摩擦からの色移りを防ぐことができますよ。
デニムソファなら、エスニックな民族調の柄・ハンドメイドのアイテムがぴったりです。
防水スプレーを使って色移りを防ぐ
防水スプレーを事前にかけておけば、デニムソファの大敵である、水分からの色移りを防ぐことができます。
さらに、ソファは汚れても洗濯できませんが、防水スプレーなら色移りを防ぐだけでなく、汚れを防ぐ効果もあります。ソファは汚れが付きやすい家具なので、積極的に使いたいですね。
青く色移りしたら。デニムソファの色を落とす方法
気をつけていたのに、いつの間にかデニムの色が移っていた…!という事はありませんか?そんなときは、こちらの方法をお試しくださいね。
布製品への色移り
水洗いできる素材であれば、普段お使いの洗濯用洗剤を使います。原液を直接つけて、もみ洗いをすれば、少しずつ色が落ちていきます。
それでも落ちない場合は、酸素系の漂白剤を使いましょう。成分表示を確認して、「酸素系」と書いてあれば問題ありません。何度か漂白を繰り返していただくと、デニムの色が落ちてくると思います。
「塩素系」の漂白剤は、柄物・色物に向いていません。生地を痛めるおそれもあります。
革製品への色移り
市販されている専用のクリーナーで落とすことができます。消しゴムのように、こすって色を落とすタイプなら、デニムの色が広がることもなくおすすめです。
しかし、革製品へ色移りしたデニムの色は完全に落とすことが困難です。だからといって無理して落としてしまうと、革を痛める原因になってしまいます。
革製品をご自身でケアする場合は、根気よく取り組む必要がありそうですね。
自分一人の力だけで難しい場合は、クリーニング店などの専門業者にお願いするといいでしょう。
色移りしづらいデニムソファを選ぶのも一つ
デニムソファをもっと気軽に使いたい!という方には、生地を表面加工したものがおすすめです。
中でも「ユーズド加工」は、生地の表面を削って使い古したように見せる加工です。ソファの生地の表面が白くなり、青色の割合が少なくなるので、色移りしにくいと言えます。
特に色移りが心配な方へのおすすめは、色が薄いデニムソファ。こちらはソファ全体の色が薄いため、色移りの心配が少なく、布製のソファとほぼ変わらない使い心地です。
それでも心配な方は防水スプレーを使ったり、オシャレな布を上から敷けば、さらに安心できますね。
ソファの色移りが気になる方は、デニムの小物からチャレンジ
デニムソファの購入を迷われている方は、デニム素材の小物からインテリアに取り入れてみてはいかがでしょうか。
クッション
ソファよりも小さいサイズで、インテリアにデニムを取り入れるのが初めての方には挑戦しやすいアイテムです。
デニム生地は丈夫でしっかりした素材ですから、毎日使っても生地が伸びてしまうことはありません。
ソファカバー
デニムのソファカバーなら気軽に試すことができますし、気分に合わせて2通りで使えます。お部屋の模様替えが簡単に楽しめそうですね。
中には手持ちのジーンズを使ってDIYしてしまう方もいらっしゃるようです。着古したものであれば色移りもほぼなく、生地の風合いもいいことでしょう。
ラグ
普段使いで一番汚れやすいラグは、思い切って素材をデニムに変えてみませんか?今まで汚れだったものも突然味が出て、楽しみながら使うことができますよ。
デニムソファの魅力は、色落ちによる経年変化。
ここまで、デニムソファの色移りについてご紹介しましたが、実は色が落ちることによっていいこともあるんです。
それは、デニム生地特有の「経年変化」。生地の織り方や糸の染まり方、使用状況で色の出方が変わってきます。革や布のソファにはない味わいが、デニムソファの魅力です。
経年変化は色が濃いデニムソファのほうが楽しめます。色移りには気を付ける必要がありますが、ソファの表面にきれいなシワや色落ちが出たときは、感動すること間違いありません。
デニムソファを購入したら、経年変化も一緒に楽しんでみませんか?
経年変化をデニムソファで楽しむには
経年変化を楽しむには、デニムソファを普段通り使うことが一番です。自然と摩擦によって糸が擦り切れ、表面の色が薄くなっていきます。
こだわりたい方は、普段からよく座る場所・位置をあらかじめ決めておきましょう。表面に色の差がはっきりと出てきますし、比較的早く色落ちが楽しめますよ。
そして、気を付けていただきたいのがソファを置く場所です。インディゴで染められたデニムソファは窓際に置くと、直射日光でソファが黄色く変色・劣化してしまう恐れがあるんです。
特に、色が薄いデニムソファの場合、変色がはっきりと出てしまうようです。生地が劣化してしまっては長く使うこともできません。直射日光は避けて置くことをおすすめします。
デニムソファのインテリアコーディネート例
ソファの色味でお部屋の雰囲気が変わります。一度購入したデニムソファは、使い続けるうちに色味も変わってくるはずです。
最後に、デニムソファの色ごとにインテリア例をご紹介します。経年変化で色が薄くなるにつれて、合わせる小物にもこだわりたいですね。
色が濃いデニムソファ
ニューヨーク・ブルックリンスタイルで、重厚感のあるインテリアはいかがでしょうか。
ヴィンテージ風の木材と、落ち着いた色の小物を組み合わせます。黒い鉄製のアイテムを取り入れれば、お部屋がグッと引き締まりますね。鉄製の看板を壁に立てかけるのも良さそうです。
お照明の明るさは抑えめにして、壁の一部をレンガで装飾すると、より雰囲気が出た空間になります。
色が薄いデニムソファ
白を基調とした開放的な、西海岸風インテリアはいかがでしょうか。
ビンテージ風な木材は明るめの色を選んで、海辺にあるお部屋らしさを演出しましょう。おすすめの小物はサーフボードのように、海に関連するアイテム。海の砂をコルクの瓶に入れて飾るのもいいですね。
観葉植物を置いたり、照明は暖かい色味にすると、よりリラックスした雰囲気になりますよ。
まとめ
デニムソファの色移りは、事前に防水スプレーを使ったり、ソファの表面に布を敷いて防ぐことができます。
心配な方は、薄い色のデニムソファを購入したり、デニムの小物から徐々にインテリアに取り入れてみるのもおすすめです。
家具は大きな買い物になりますから、長く使えるものを選びたいですよね。購入後は経年変化が楽しめるのもデニムソファの魅力の一つです。少し時間はかかりますが、ソファに愛着がわくこと間違いありません!
この記事を参考にしてソファからの色移りを防ぎつつも、デニムソファを使ったインテリアをぜひ楽しんでくださいね。