「観葉植物の土はどんなものがおすすめなの?」と気になっている方はいませんか。
初めて観葉植物を置こうと考えている方は、どんな土を選べばよいのか分からず不安ですよね。
そこで今回は観葉植物の失敗しない土の選び方と初心者におすすめの土をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
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観葉植物は土選びが大切な理由
観葉植物を育てるうえで、意識するべきポイントとして挙げられるのは、育てる環境や気温、湿度などがありますが、意外にも忘れがちなポイントが「土」です。
土選びが大切な理由は、観葉植物は庭に植える植物と異なり、鉢の中で根を伸ばして育つため、栄養源を鉢の中の土からうまく吸収できないと、根腐れや病気になってしまうからです。
そのため、観葉植物が元気に生長していくためにも、観葉植物に合わせた土選びは、水やりの頻度や気温、環境以上に大事な要素という訳ですね。
どのような土が自分の観葉植物に適しているのか把握するためにも、次は初心者向けに土選びのポイントを詳しく見ていきましょう。
初心者におすすめな観葉植物の土選びのポイント
土選びが観葉植物の生長のためにとても大切な要素であるということをお伝えしましたが、観葉植物に合った土はどんなものを選ぶのがベストなのか気になりますよね。
観葉植物に適した土を選ぶときに注目するべきポイントは3つあります。
観葉植物の土を選ぶときに大事な3つの要素は、「排水性」「通気性」「保水性」で、これら3つの要素が優れていると観葉植物が育ちやすい土になりますよ。
観葉植物の土はどんなものがおすすめ?
観葉植物に適した土のポイントを見てきましたが、具体的にどんな土がおすすめなのか、知っておきたいですよね。
失敗しない土選びをしたいという初心者の方は、市販されている培養土が一番無難でおすすめです。
観葉植物が育ちやすいように栄養が豊富に含まれているだけでなく、通気性や排水性が良く、観葉植物にとってベストな環境が整っています。
ただ、培養土特有の臭いがするだけでなく、対策を怠ってしまうと虫が湧きやすいというデメリットもあります。
観葉植物から虫が湧かせたくない人におすすめの土は?
初心者は培養土を選ぶのがおすすめとお伝えしましたが、臭いが気になるという方やどうしても観葉植物から虫を湧かせたくないと考えている方も多いですよね。
先程紹介した市販の培養土は、栄養が豊富に含まれてるので育てやすいというメリットはありますが、その代わり虫を湧かせないようにするのは難しいです。
虫を湧かせたくないという方におすすめなのが、ハイドロカルチャーという人工の土です。
虫が湧きにくいという点以外もハイドロカルチャーのメリットは沢山あるので、次はメリットについて詳しく見ていきましょう。
ハイドロカルチャーがおすすめ?メリットは?
ハイドロカルチャーが観葉植物から虫を湧かせないために有効だとお伝えしましたが、ハイドロカルチャーを使うメリットは2つありますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 臭いや害虫を防げる
- 何度でも水洗いして使える
臭いや害虫を防げる
ハイドロカルチャーは人工の土なので、無菌で臭いがせず、虫の発生を抑えることができます。
室内に観葉植物を置くことに抵抗がある方や培養土の独特な臭いが気になるという方にとっては非常に大きなメリットですね。
何度でも水洗いして使える
ハイドロカルチャーはハイドロボールという人工的な石でできているため、植え替えるときや掃除の際には手軽に水洗いできるので、手入れがとても簡単ですね。
ハイドロカルチャーのデメリットは?
ハイドロカルチャーのメリットについて見ていきましたが、良い点ばかりだけでなくデメリットもありますので、次はハイドロカルチャーのデメリットを2つ見てきましょう。
- ハイドロカルチャーから栄養補給ができない
- 根が傷みやすい
ハイドロカルチャーから栄養を補給できない
ハイドロカルチャー自体には植物が育つための栄養や微生物が含まれていないので、液体肥料を定期的に与える必要があり、培養土と比べると手間がかかりますね。
根が傷みやすい
ハイドロカルチャーは土の中に微生物が含まれていないため、根から排出される老廃物を分解することができず、溜まってしまいます。
そのため、根を傷つけないためには、定期的にハイドロカルチャーを水洗いする必要がありますよ。
自分で観葉植物の土を作ることもできる?初心者にもおすすめ?
初心者におすすめの市販されている土を見ていきましたが、中には土から自分で作ってみたいという方もいらっしゃいますよね。
そこで観葉植物の土を自分で作る場合に気を付けるべきポイントや組み合わせると良い土を見ていきましょう。
自作で観葉植物の土を作る場合、「排水性」を意識すると、虫が湧きにくい土を作ることができます。
育てる観葉植物や置き場所、水やりの頻度に合わせて、軽石やパーライト、赤玉土を組み合わせると「排水性」の良い土を作ることができますよ。
観葉植物の土の手入れは必要?入れ替えるべき?
観葉植物の土を手入れせず、長い間使用していると水はけが悪くなり、病気につながる可能性があるので、定期的に観葉植物の土は入れ替えが必要です。
入れ替えの頻度ですが、植物の種類や生長度合いによりますが、1年~2年に1回の頻度で観葉植物が生長期を迎える春のうちに行うのがおすすめです。
植物の生長度合いによっては、そのタイミングで一回り大きい鉢に植え替えるか、必要に応じて根や枝をカットしておきましょう。
土だけでは防げない?観葉植物を枯らさないためにするべき対策
ここまで観葉植物の土選びについて見ていきましたが、実はベストな土選びをしても、観葉植物はうまく生長してくれません。
室内で観葉植物を育てるときには土にこもりがちな「湿気」の管理がとても難しいです。
「湿気」が溜まってしまうと、カビやコケの発生の原因になり、根が腐ってしまうリスクがあります。
土の表面だけでなく、土の内部の水分の状況も見ながら水やりの頻度を調整し、時々風通しの良い場所に出して観葉植物全体を適度に乾燥させて「湿気」の対策をしましょう。
まとめ:観葉植物の土はハイドロカルチャーがおすすめ
今回は観葉植物の土の選び方と、初心者におすすめの土やハイドロカルチャーについて解説いたしました。
観葉植物を置いて部屋に虫を湧かせたくないという方や部屋の中で土の臭いを発生させたくないという方は、今回紹介したハイドロカルチャーが非常におすすめですよ。
以下の記事でより詳しく解説しているので、ハイドロカルチャーを使った観葉植物の育成に失敗したくない方は、併せてお読みください。
是非、今回の記事を参考にして、観葉植物を元気よく育てるためにも、自分に合った土選びをしてみてはいかがでしょうか。