「オシャレな部屋にしたい!」と思う方はとても多いと思います。しかしオシャレな部屋にするには、家具のサイズがとても重要です。
その他にも、「インテリアの配置・家具の配色」も重要ということをご存知でしたか?
そこでこの記事では、あなたの部屋をオシャレにするために必要な「家具のサイズ選び・インテリアの配置・家具の配色」についてまとめていきます。
あなたの家具選びが楽しくなるよう、一生懸命書いていくので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
アイキャッチ画像出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/1669799/
家具のサイズを失敗しないためには
家具には基本的に、「◯cm×◯cm」というようにサイズが表記されています。これは、あなたがサイズ選びに失敗しないためにも必要な情報ですよね。
しかし、家具のサイズだけでは「あなたの部屋に合うのか?」ということは分かりません。そこで重要になってくるのが、以下の3つのポイントです。
- 部屋の間取りを把握
- 置く予定のスペースやサイズを把握
- 使用している部屋をイメージする
これらを意識しなければ、「買うんじゃなかった」と後悔してしまう恐れがあります。
なので家具を選ぶ際には、家具のサイズだけではなく部屋のサイズも考えるようにしましょう。
次の章では、上記の家具選びのポイントについて詳しく紹介していきます。
家具のサイズには主に、「W(幅)・D(奥行)・H(高さ)」の表記があります。
家具選びのポイント①部屋の間取りを把握
部屋の間取りを把握することで、あなたの部屋を快適にできるか決まるといっても過言ではありません。
例えば、部屋に対して家具が大きいことにより「生活動線が確保できない」「レイアウトに圧迫感がある」といった影響を与えてしまいます。
それぞれの部屋に合う家具を選ぶには、間取りを把握して間取りにあったサイズの家具を選ぶことが重要です。
部屋のサイズと家具のサイズで失敗したくないのであれば、部屋の間取り図を実際にお店に持っていくことをお勧めします。
生活動線とは、あなたが生活していく中で通るであろうルートを線にしたものです。快適に過ごすためには、この生活動線の確保が重要とされています。
家具選びのポイント②置く予定のスペースやサイズを把握
家具を選ぶ際には、「どこにどのくらいのサイズを置くのか」ということがとても重要です。
場所やサイズ選びを間違えてしまうと、「コンセントが使えない・通路にまで家具が出てきている」など生活しづらい環境になってしまいます。そこで気をつけるべきポイントが、以下の3つです。
- コンセントの位置を把握する
- 間取りを確認し長さを考える
- 高さを考える
これらのことを意識するだけで、あなたの部屋に合う家具をある程度把握することができます。
次の章では、実際に使用する際の部屋をイメージすることであなたの考えをまとめていきましょう。
家具選びのポイント③使用している部屋をイメージする
この章では上記の家具選びのポイントを把握したうえで、実際に使用している部屋をイメージしていきましょう。
実際に使用するイメージをするために、ここでは「ソファ・テーブル」を例に紹介します。
ソファを使用している部屋をイメージ
まず始めにコンセントの位置や、テレビのアンテナ端子の位置を確認しましょう。そうすれば、テレビの位置とソファの位置をイメージできるのではないでしょうか。
その際に、「コンセントには差しやすいか・テレビが見えやすい高さか・長さはちょうどいいか」ということを確認してください。
ソファの長さを失敗すると、生活動線が確保できなくなり圧迫される部屋になってしまいます。
またテレビデッキなどの家具は、ソファに合わせた高さの商品を選ぶようにしましょう。
テーブルを使用している部屋をイメージ
あなたがソファに座りながらテーブルを使用するのは、どのような場面でしょうか。
テーブルは使用する用途によって、適度な高さが全く変わってきます。あなたの用途によって、テーブルの高さを選ぶということが重要です。
例えば、「ソファに座ってご飯を食べたい・テレビや読書をメインにソファを使いたい」といった使用例が挙げられます。
あなたの用途にはどのくらいの高さのテーブルが適しているのか、確認してみてはいかがでしょうか?
忘れがち!部屋への搬入経路と使用可能な予算
この章では、家具選びの際に意外と忘れがちな「搬入経路」と「使用可能な予算」についておさらいしていきましょう。
部屋への搬入経路を確保しよう
意外な盲点になりやすいのが、家具を運ぶ際の搬入経路の確保です。一軒家であれば搬入経路も確保しやすいですが、マンションやアパートはかなり限られてしまいます。
そこでここでは、搬入経路を確保する際に気をつける点について確認していきましょう。
確認するポイントとしては、「エレベーターの高さと奥行き・玄関のドアのサイズ・部屋までの通路やドアのサイズ」などです。
また家具のサイズは、通路やドアに対して10cmのゆとりがあるといいでしょう。それぞれのサイズを考慮して、家具を選ぶようにしてください。
使用可能な予算を決めておこう
家具を選ぶ際には、使用可能な予算を決めておくことも重要です。比較的安い家具もありますが、ベッドやソファ、テーブルなどは決して安い買い物ではありません。
それぞれの家具で予算を決めておくと、家具を選ぶ際の効率も良いでしょう。
サイズが不安なら組み立て式の家具も!
この章では、搬入経路が確保できない方のために組み立て式の家具について「メリット・デメリット」を紹介していきます。
組み立て式のメリットとは
組み立て式のメリットは、「搬入経路の心配がない・デザインが豊富・引っ越す際にも便利」という点が挙げられます。
最近では、不慣れな方でも組み立てやすい商品が多いです。家での新しい過ごし方として、組み立て式の家具を取り入れてみてはいかがでしょうか?
組み立て式のデメリットとは
組み立て式のデメリットには、「すぐに使用できない・商品によっては組み立てが複雑・業者に頼むと料金がかかる」などの点が挙げられます。
なので組み立て式の商品を選ぶ際は、「自分でも組み立てられるのか」ということを確認してから買うようにしましょう。
部屋を広く見せるためのサイズやコツとは?
部屋作りをする際、多くの方が意識することといえば『部屋を広く見せたい』ということではないでしょうか。
この章では、部屋を広く見せるための3つのコツについて詳しく紹介していきます。
- 高さのないロースタイルな家具を選ぶ
- 窓の前に抜け感を作る
- 床面を強調する
高さのないロースタイルな家具を選ぶ
ロースタイルの家具には、空間を広く見せるという効果があります。家具を低めに揃えることで、開放感が出るため「ワンルーム」や「極小住宅」の方にもオススメです。
また、部屋の中ではゴロゴロ過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。床に近いロースタイルなインテリアを取り入れることで、ホッと癒される空間を作ることもできます。
窓の前に抜け感を作る
この画像のように窓が抜けて見えるようにすることで、風が通るような抜け感のある空間を作ることができます。
空間をスッキリ見せることで、気持ちよく感じたり部屋の風通しをよくすることも可能です。
また、ソファなどの家具もロースタイルを選ぶことでさらに開放的な空間になるでしょう。
床面を強調する
部屋を広く見せるためのポイントとして、床面をできるだけ見せるというテクニックもあります。
またラグマットを長方形ではなく、円形のデザインを選ぶことで部屋にゆとりやリラックス感を与えてくれるでしょう。
脚元のデザインがスッキリした「ソファ・椅子・テーブル」などを選ぶことでさらにスッキリした空間を作ることもできます。
ラグマットとは、「カーペット・絨毯・ラグ」のことです。一般的には、小さい絨毯を総称しています。
サイズと一緒にインテリアの配置や構成を考えよう!
前章で紹介した空間作りには、サイズの他にインテリアの「配置・構成」がとても大事です。
そこでこの章では、インテリアを構成するための4つの方法を詳しく紹介していきます。
- リピート構成
- 集中構成
- 三角構成
- 対象構成(シンメトリー)
リピート構成
リピート構成とは、家具やフィギュアなどを規則性を持たせて並べるディスプレイの方法です。
同じ大きさの物や色違いの物を連続して並べることで、より目立たせることができるでしょう。
集中構成
集中構成とは、家具を一箇所に集中させることでコンパクトな空間に仕上げる方法です。
視線を一箇所に集中させることで、お部屋にアクセントをつけることができるでしょう。
三角構成
三角構成とは、もっともおさまりがよく見える構成の1つで、ディスプレイ列全体を三角形に見せることでバランスよく見えます。
わかりやすく説明すると中心に高いものを配置し、その両サイドに低さのあるものを配置するということです。
そうすることで、部屋に落ち着きや心地良さを演出することができます。
対象構成(シンメトリー)
対象構成とは、画像のように左右対称に物を配置することで安定感のある空間に仕上げる構成です。
この他にも、ソファのサイドに同じ大きさの観葉植物を配置するなどの対象構成があります。
これらの4つの構成で、あなたの部屋でも空間作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
部屋の配色を考えよう!
家具を選ぶ際には、あなた好みの色合いにしたいですよね。しかし、気に入った色だけで家具を選ぶとまとまりのない部屋になってしまいます。
そこでこの章では、あなたの理想の部屋を作るためにはどういったことに注意するべきか紹介していきます。
部屋の配色を考える際には、以下の3つのポイントが重要です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
- ベースカラー
- アソートカラー
- アクセントカラー
ベースカラーとは
ベースカラーとは、部屋の70%〜75%の割合を占める「天井・床・壁」などの色を指します。
部屋全体で色を統一することで、落ち着いた印象を持たせることができるでしょう。
選び方としては、毎日見ても飽きないベーシックな色がオススメです。例えば、「ホワイト・アイボリー」などの色が挙げられます。
アソートカラーとは
アソートカラーとは、部屋の20%〜25%の割合を占める「建具・家具全般・カーテン・ラグマット」などの色を指します。
簡単に説明すると、インテリアの主役になるアイテムの色です。これらの色次第で部屋の印象は大きく変わります。
また「同系色・同素材」のもので合わせることで、スッキリまとめることが可能です。色は2つ程度にまとめると、統一感が出てオシャレになるでしょう。
アクセントカラーとは
アクセントカラーとは、部屋の5%の割合を占める「クッション・小物・ソファカバー」などを指します。
ベースカラーとのバランスを見ながら、差し色を選ぶと綺麗にまとまるでしょう。
アクセントカラーは季節によって雰囲気を変えることも可能です。部屋の雰囲気やテーマを変更したいときは、アクセントカラーで気分を変えてみましょう。
家具や部屋を選ぶ際のサイズまとめ
この記事では主に、家具を選ぶ際に気をつけることや「部屋を広く見せるためのコツ・インテリアの構成・部屋の配色」について紹介してきました。
家具を選ぶ際に必要な、「間取り・置く予定のスペースやサイズを把握・使用している部屋をイメージする」ということについて詳しく分かったのではないでしょうか。
しかし、家具選びはサイズだけではなく「配置・配色」も大事です。あなたの理想の部屋に近づけるよう、少しでも知識を増やしていきましょう。
またこの記事を参考にしていただくことで、あなたの部屋が素敵に変化することになれば嬉しいです。