お部屋のリラックスアイテムといえばソファ。そんなソファが冬場に冷たいと、座ることにストレスを感じる原因になってしまいます。
「革張りソファは冷たいと聞くけれど…汚れが付きにくそうな革を選ぶべき?それとも、布にするべき?」と、あなたはソファの張地選びで迷っていませんか?
この記事では、ソファの張地を大きく3種類に分けて、素材ごとにメリット・デメリットをご紹介しています。
また、記事の後半では、革張りソファを冬場に暖かく使用するための方法についてもご紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
革張りソファは冬になると冷たい!購入前は素材別の特徴を知ろう
一度は気に入ったソファが見つかっても、張地が選べるタイプだと、一体どの素材を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
確かに、冬になると革張りソファは冷たくなります。座るたびに体が冷えてしまうと、特に女性はソファを使うこと自体が億劫になってしまうことでしょう。
だからといって、布張りのソファを選んでしまうのは、まだ早いかもしれません。
まずは、ソファの張地の素材ごとにそれぞれの特徴を理解した上で、あなたにぴったりなソファを選んでいきましょう!
ソファの張地は大きくわけて3種類
ソファの張地は、大きくわけて3種類あります。まずは張地の種類から確認しましょう。
- 本革
- 合皮(ビニールレザー)
- 布(ファブリック)
特に、本革と合皮は初心者には見分けがつきにくいものです。今悩んでいるソファがあれば、どちらの張地にあたるのか、お店の方へ聞いてみるといいでしょう。
「本革ソファ」といっても、直接身体が触れないような場所には、合皮を使っているようなソファもあります。
一方、「総本革のソファ」であれば、全てのパーツに本革を使っていますが、それだけ価格が高くなります。
次の項目からは、それぞれの張地のメリット・デメリットについて、
大手家具メーカー「大塚家具」のサイトを参考にしてご紹介します!
本革ソファは冬場に冷たいだけ?メリット・デメリットを紹介
まずは、本革ソファのメリット・デメリットについてご紹介します。
- 定期的にお手入れをすれば、耐久性が高く、汚れがつきにくい
- 布張りよりも、ホコリがたまりにくい
- 革の加工方法によっては、経年変化を楽しめる
- 重厚感のあるインテリアにできる
- 夏はべたつき、冬は冷たくなる(革の加工方法による)
- 乾燥により、表面がひび割れてくる(革の加工方法による)
- 柔らかさや温かみでは、布張りに劣ることもある
(参考文献「自分に合った「ソファの選び方」〜張地編〜」:https://www.idc-otsuka.jp/interior-story/item_search/post-615.html)
合皮ソファならお手入れが簡単!メリット・デメリットを紹介
次に、合皮ソファのメリット・デメリットについてご紹介します。
- 本革よりも価格が手頃
- 布張りよりも、ホコリがたまりにくい
- お手入れが簡単。水拭きができたり、合皮の種類によっては中性洗剤が使える
- 人工的な素材のため、本革よりも色のバリエーションが豊富
- 夏はべたつき、冬は冷たい
- 本革と比べると、高級感に欠ける
- 合皮素材には寿命があるので、将来的に買い替えや張替えが必要
(参考文献「自分に合った「ソファの選び方」〜張地編〜」:https://www.idc-otsuka.jp/interior-story/item_search/post-615.html)
布張りソファはオールシーズン対応!メリット・デメリットを紹介
最後に、布張りソファのメリット・デメリットについてご紹介します。
- 通気性がいいので、夏も快適
- 肌触りが優しいので、安心感がある
- 革と比べて、色や柄のバリエーションが豊富
- カバーリングタイプ(カバーが取り外せるタイプ)なら、汚れても安心
- ホコリやペットの毛がたまりやすい
- 事前に防水スプレーをかけないと、汚れがつきやすい
- 使用年数が経つと、生地によっては毛玉が目立つこともある
(参考文献「自分に合った「ソファの選び方」〜張地編〜」:https://www.idc-otsuka.jp/interior-story/item_search/post-615.html)
使用シーン別!おすすめの張地はどれ?
ここまで、ソファの張地ごとのメリット・デメリットをご紹介しましたが、おすすめの張地は結局どの素材なのか、気になりますね。
おすすめの素材は、ソファを使うシーン別に異なります。それぞれの素材におすすめな人をご紹介します。
「本革ソファ」がおすすめな人!
- 高級感のあるインテリアにしたい
- 1つのソファを長く使いたい
- 革のお手入れも楽しみたい
このような”こだわり派”の方は、「本革ソファ」を選ぶのがおすすめです。
「合皮ソファ」がおすすめな人!
- ソファのお手入れは最小限にしたい
- 小さい子供やペットがいる
このような”ソファが汚れる可能性が高い”方は、「合皮ソファ」を選ぶのがおすすめです。
「布張りソファ」がおすすめな人!
- 肌触り重視で選びたい
- カジュアル・ナチュラルなインテリアが好き
このような”リラックス重視”の方は、「布張りソファ」を選ぶのがおすすめです。
冬場の冷たいソファが気になる?革張りでも温かい解決方法とは
ここからは、「革張りのソファが気になるけれど、やっぱり冬に冷たいのは気になるなぁ」という方へ、2つの解決方法をご紹介していきます。
1つ目の解決方法は、お部屋のコーディネートで温かみを出して、革張りのソファを楽しむ方法です。
せっかく革のソファを購入したのに、ソファの上から布のカバーをかけてしまっては、革張りを選んだ意味が無くなってしまいますよね。
温かい季節よりも、冬のキリッとした空気のほうが、革張りのソファもお部屋に映えることでしょう。
- 赤・オレンジなど、暖色の小物をコーディネートする
- ニット素材を組み合わせる
冬でも楽しまないともったいない!冷たい革ソファと過ごすコツ
2つ目の方法は、直接肌に触れるソファの座面や足元に、敷物を準備する方法です。おすすめは、”羊の革”という意味を持つ、シープスキンのラグ(ムートンラグ)です。
シープスキンなら、革張りソファの高級感を損なうこともありませんし、もふもふした素材なので、冷気も感じにくくなります。視覚的にも温かく見えて、一石二鳥ですね。
- 足元にラグやカーペットを敷く
- ソファの座面にラグやブランケットを敷く(シープスキンのラグがおすすめ)
ソファの”冬場冷たい問題”が解決したら、濃い色の革を選ぼう
ここまでご紹介した2つの方法で、革張りソファの”冬場冷たい問題”が解決したら、最後に1つだけ、ソファを選ぶポイントがあります。
初めて革張りのソファを購入する場合は、濃い色の革を選ぶことがおすすめです。
なぜかというと、薄い色の革だと、革の加工方法にもよりますが、お手入れの時に色が変わりやすかったりして、初心者にはソファのお手入れが難しいことが多いからなんです。
黒や暗いブラウンなどの濃い色のソファなら、汚れが目立ちにくく、多少色が変色しても気になりません。また、合皮ソファなら色が濃いほうが、DIYで傷を補修するのも簡単です。
冬場の冷たい革張りソファは、工夫次第で解決できる!
冬場、どうしても冷たくなってしまう革張りのソファは、工夫次第で座ったときの”ひんやり感”を防ぐことができます。
今回ご紹介した、冬場でも革張りソファと暖かく過ごす方法は、「①暖色を使ったインテリアで視覚的に暖かくする」「②ラグやブランケットを使って直接肌に触れることを防ぐ」の2点でした。
ソファの張地は大きくわけて3種類あります。それぞれの素材のメリット・デメリットを購入前に知ることで、革張りでも合皮・本革から選ぶことができたり、革よりも、布張りソファのほうが向いている場合もあります。
あなたに合った素材を選んで、季節を問わず、大好きなソファとゆったりとした時間を過ごせるといいですね。