「カーペット向けの掃除機が欲しいけど、選び方がよく分からない」「カーペットをより綺麗にできる掃除機がけのコツを知りたい」
ゴミや埃が溜まりやすいカーペットの掃除となると、使いやすい掃除機で効果的な掃除機がけをしたいところですよね。
今回は、掃除機を選ぶときのポイントを3つ、効果的な掃除機がけのコツを3つ紹介します。カーペット向きの掃除機の種類も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
カーペットに使う掃除機は選び方が重要
「カーペット」というアイテムは、埃の飛散を抑えてくれる便利なアイテムですが、逆に言えば埃が溜まりやすいアイテムでもあります。
カーペットの性質上、こまめな掃除が必要となるため掃除機の選び方はとても重要になります。
以下の3つのポイントを抑えておけば、より使いやすい掃除機を選ぶことができるでしょう。
- 吸引力の強さ
- ヘッドの可動
- 掃除機のタイプ
どれも掃除機選びにおいて大切なポイントなので、次の章からは3つのポイントについて詳しく解説していきます。
掃除機の選び方のポイント①吸引力の強さ
1つ目のポイントは、掃除機の吸引力の強さです。カーペットの掃除機がけにおいて吸引力はとても重要で、あまりにも吸引力が弱いとゴミや埃を吸い取ることができません。
特に「パイル(毛足)が長いカーペット」の場合、奥の方にゴミや埃が溜まりやすいので掃除機をかけても吸い取りづらい場合があります。
より多くのゴミや埃を吸い取るには、やはり吸引力が強い掃除機がおすすめです。
吸引力が強い方が作業効率も上がるので、時間の短縮にも繋がって掃除によるストレスも軽減できるでしょう。
ヘッド(先端部分)に付いている「ブラシ」の種類によってもゴミを掻き出す力が変わってきます。
カーペットに合うブラシを使えば、より掃除の効果を高めることができます。
掃除機の選び方のポイント②ヘッドの可動
2つ目のポイントは、掃除機の先端部分である「ヘッド」の可動です。ヘッドが可動する掃除機であれば、体の向きを変えることなくスムーズに作業を進められます。
ヘッドが可動しない掃除機の場合は、自分が動く必要があるので少々手間に感じるかもしれません。
尚、ヘッドが可動する掃除機を選ぶときは、「ホールド機能(ヘッドを固定する機能)」が付いているとより便利です。
ヘッドがすぐに動いてしまうと「掃除がしづらい」と感じてしまい、本来の吸引力を発揮できなくなるので、ホールド機能の有無についても確認しておきましょう。
掃除機の選び方のポイント③掃除機のタイプ
3つ目のポイントは、用途に合った掃除機のタイプを選ぶことです。
例えば、「カーペットの毛足が長くて中々ゴミが吸い取れない…」という方は、吸引力が強い「キャニスタータイプ」がおすすめです。
また、「テーブルや椅子があって掃除がしづらい…」という方は、コードレスの「スティックタイプ」の方が掃除がしやすくなるでしょう。
上記のように、用途に合わせて掃除機を選択することで、より快適に作業を進めることができます。
掃除機にはどんな種類がある?
掃除機の選び方を紹介したところで、カーペットの掃除によく使われる掃除機の種類について紹介します。
掃除機には様々なタイプがありますが、特に以下の3つのタイプがおすすめです。
キャニスタータイプ
キャニスタータイプは、昔からよく使われているコードを繋いで使う掃除機です。掃除機の中でも高い吸引力を誇り、長時間の作業にも優れています。
コードレスに比べると機動性は劣りますが、パワフルさを重視するならキャニスタータイプがおすすめです。
スティックタイプ
スティックタイプは、名前の通り形状がスティック型になっている掃除機です。
基本的にはキャニスタータイプよりも吸引力が劣るので、カーペットの掃除にはあまり向いていません。
但し、「充電式でコードが邪魔にならない」「軽くて動かしやすい」という利点もあるので、機能性を重視したい方にはおすすめです。
ロボットタイプ
ロボットタイプは、自動に掃除をしてくれる便利な掃除機です。他のタイプに比べると吸引力は劣りますが、自動で掃除をしてくれるので家事や趣味などに時間を充てられます。
また、ロボットタイプの掃除機は、多方面から掃除をしてくれるので細かなゴミや埃も吸引してくれます。
(カーペットは、様々な方向から掃除機をかけるとゴミや埃が取れやすくなる特徴があります。)
但し、カーペットが厚いと登ることができず、素材によっては絡みつくこともあるので注意が必要です。
効果的なカーペットの掃除機のかけ方
ここからは、カーペットをより綺麗にできる掃除機のかけ方について紹介していきます。
以下の3つのコツを意識することで、効果的にゴミや埃を吸引することできます。
- ヘッドをゆっくりと動かす
- 十字から吸い上げる
- 引くことをより意識する
カーペットは、ゴミや埃が取りづらいアイテムなので丁寧に掃除機をかけることが大切です。次の章からは、3つのコツについて具体的に解説していきます。
カーペットの掃除機がけのコツ①ヘッドをゆっくりと動かす
1つ目のコツは、掃除機のヘッドをゆっくりと動かすことです。早く掃除を終わらせたい気持ちもありますが、早くヘッドを動かしてしまうと奥にある付着物を吸い取ることができません。
しっかりとゴミや埃を吸い取るためには、カーペットが掃除機に吸い付くようなスピードでゆっくりと動かすことが重要です。
また、掃除機の吸引力を高めるためには、ヘッドとカーペットを水平にして吸い込み口を密着させることもポイントとなります。
ヘッドの一部が浮いていると吸引力が弱くなるので、浮かないように意識しながら丁寧に動かしていきましょう。
1回にかける距離が長いとヘッドが浮きやすくなるので、細かく前後に動かすことを意識すると良いでしょう。
カーペットの掃除機がけのコツ②十字方向から吸い上げる
2つ目のコツは、一方向だけではなく十字方向に掃除機がけをすることです。
カーペットのパイルは、一定方向に寝ている場合があるため、一方向だけの掃除機がけでは表面のゴミや埃しか取れません。
掃除機がけの方向を変えると寝ているパイルが起き上がり、奥にあるゴミや埃を吸引しやすくなります。
どんなに吸引力が高くても一方向だけで綺麗にするのは難しいので、少し手間は掛かりますが十字方向にかけることを意識してみてください。
カーペットの掃除機がけのコツ③引くことをより意識する
3つ目のコツは、引くことを意識しながら掃除機がけをすることです。
沢山のゴミを吸引しようと思うと「押す」ことに意識がいきがちですが、実は「引く」ときの方が吸引力が高まります。
そもそも「ヘッドを前後に動かす」のは、押すときに回転ブラシがゴミを掻き上げ、引くときにゴミを吸い取るからです。
力を込めても吸引力は変わらないので、引くときに吸い上げることを意識しながら丁寧に掃除機がけを行いましょう。
カーペット向けの掃除機の選び方・効果的なかけ方のまとめ
今回は、カーペット向けの掃除機の選び方と効果的な掃除機のかけ方について紹介しました。改めてそれぞれのポイントについて簡単にまとめてみます。
- なるべく吸引力が高いものがおすすめ
- ヘッドの可動ができ、ホールド機能があると掃除がしやすい
- 用途に合わせて掃除機を選択する(吸引力ならキャニスタータイプがおすすめ)
- ヘッドが浮かないようにしてゆっくりと前後に動かす
- 一方向だけではなく十字方向に掃除機がけをする
- ヘッドを引くときはより丁寧に動かす
紹介した内容を意識して頂ければ、カーペットをより綺麗な状態にすることができます。
カーペットが綺麗になれば居心地も良くなるので、ぜひ紹介した内容を実践してみてくださいね。