通気性が良く、ベッドが傷みにくいことで人気なすのこベッド。ですが、長いこと使っていると壊れてしまうものです。
ベッドの修理なんかしたことない!と焦る気持ちもわかりますが、ちょっと待ってください!意外と簡単なすのこベッドの修理、この記事は、修理に悩むあなたの助けになってくれます。
修理作業をしたことがない人でも、ちゃんとした道具や材料を揃えればスムーズに修理ができますよ!必要な道具や材料の紹介をしているので、参考にしてみて下さい!
(アイキャッチ画王出典:https://unsplash.com/photos/Xdk7tFHP6kU)
すのこが取り外し可能な場合はすのこ自体を交換してみる
すのこベッドの中には、すのこの部分だけが取り外し可能なものがあります。その場合は、ホームセンターなどに売っているすのこの完成品を購入して、すのこ自体を交換することができますよ!
同じ寸法のすのこがあれば取り換えるだけなので材料を揃えたり、修理する手間が省けるメリットがあります。
ただし、自分で修理する場合と比べて値段が高くついてしまいがちです。また、同じ寸法があるとは限らないので注意が必要です。
すのこベッドの壊れた部分を自分で修理する
すのこベッドの修理は簡単です!折れてしまったすのこ部分の板を取り外し、同じサイズの板を取り付ければいいだけです。と、言うのは簡単ですが、やってみないとスムーズにいかないものですよね。
こればかりは実際に修理してみないと慣れません。ですが、修理を始める前にちゃんとした道具を揃えておけば、初心者の方でもスムーズに修理をすることが可能ですよ!
修理をしていて「あれがない!」「これがない!」と悩むことがないように、次の項目からは、すのこベッドの修理に必要な道具を紹介します!
すのこベッドの修理だけでなく、道具の特徴を踏まえた、他の用途にも使えるものを紹介するので、参考にしてみて下さい!
すのこベッドを修理するのに必要な道具【電動ドリル】
木ネジを締めるのに、手回しだと疲れてしまいます。電動ドライバーがあれば、短時間で木ネジを締めることができます。釘を使用する際にも下穴を開けることができるので、電動ドライバーは用意したいです。
電動ドリルといっても、コードレス式なのかコード式なのか、インパクトドライバーなのかドリルドライバーなのか、種類が豊富にあって悩んでしまいますよね?オススメは、コード式のドリルドライバーです。
理由はどの種類よりも値段が安価な点です。すのこの修理は、木材にネジを打ち込む程度なので、コード式のドリルドライバーでも十分な力を発揮してくれますよ!
インパクトドライバーはパワーがあるイメージがありますが、かえって打ち込む対象を破損させる可能性があるので不慣れな人にはオススメはできません。
すのこベッドを修理するのに必要な道具【釘か木ネジ】
すのこベッドの修理を始める前に、折れたすのこ部分の板は釘で止まっているのか、木ネジで止まっているのか確認しましょう。同じものを使った方が見栄えがよくなりますよ。
釘や木ネジの種類ですが、板に打ち付けた際に出っ張らないように、釘の頭は平らなものが望ましいです。釘であれば「平頭」、木ネジであれば「皿頭」ですね。
材質は湿気のこもりやすい場所なので「ステンレス」を使うと長持ちしやすいでしょう。そして、釘の胴の部分ですが板同士が外れにくいようにするため「スクリュー」の釘を使うのが望ましいです。
木ネジに関しては締め付ける力の強い「半ネジ」を使用しましょう!スクリューとか半ネジとか見てわからない!という人は、入っている袋にちゃんと記載されているので安心してください!
すのこベッドを修理するのに必要な道具【ドリルの刃】
なぜ穴を開けるドリルの刃が必要なの?と疑問に思うかもしれませんが、作業になれていない場合や、釘を打ち付ける材料が固い場合は、釘を打ち込む際に曲げてしまう可能性があります。
釘が曲がってしまうと、見栄えが悪いだけでなく、ちゃんと板同士が接合されないので強度も弱くなってしまいます。
ですので、釘や木ネジをまっすぐ打ちやすくするために、釘や木ネジを打ち込む場所に前もってドリルで穴を開けておく「下穴」を開けるのです。
下穴を開けるのは、すのこの修理だけでなく、何かに釘やネジを打ち込むのにとても役立つので覚えておくといいですよ!
すのこベッドを修理するのに必要な道具【その他】
他に用意しておきたい道具として、コード式のドライバードリルを使用する際の「延長コード(5m)」を用意しましょう。作業できる空間がグッと広がりますよ!
釘を使用する際は、釘を打ち付ける「金槌」も必要ですね。すのこの壊れた板を叩いて取り外すのにも役立ちます。
木ネジを使用する際、木ネジを締めるのに電動ドリルドライバーが使えない場合のために、「プラスドライバー」を用意しておきましょう。
修理を始める時に、板のどの部分に釘や木ネジを打ち込むのか印をつけておくと、作業中にどこに釘や木ネジを打ち込むのか迷わなくてすみます。印をつけるための「えんぴつ」を用意しておくといいですね!
すのこベッドの修理に必要な材料の選定
すのこベッドを修理する場合、すのこ部分の壊れた板の交換となります。ベッドは毎日使うものでもあり、負担のかかりやすいものなので壊れにくい材質の板を使用したいですね。
オススメは「無垢材」です。無垢材とは、一本の木から必要な大きさを切り出したもの。つなぎ目がない板なので、とても丈夫ですよ!湿気に強いのも特徴です。
すのこベッドの修理に使う板ですが、ホームセンターで購入することできます。あらかじめ必要な寸法を測っておき、ホームセンターでカットしてもらうと持ち運びが楽です。余った板も処分してくれますよ!
合板系はオススメできない
薄い板を重ね合わせて作られる「合板系」の板はオススメできません。すのこベッドとして利用する際は、無垢材と比べて強度に不安があるためです。
また、合板系の板は湿気にも弱いので、すのこベッドに使用するにしても、湿気の溜まりやすいすのこベッドには不向きといえるでしょう。水分を吸い過ぎて板が腐ってしまう原因となります。
無垢材と比べて安価ですが、長く使う事を考えると合板系の板はオススメできません。
1箇所壊れたら他の箇所も壊れる可能性がある
すのこベッドに限らず言えることですが、1箇所どこかが壊れた場合、すぐに他の箇所も壊れる可能性があります。
すのこベッドでいえば、たまたますのこの部分の、その板の部分が壊れただけです。
他のすのこの部分も壊れたすのこの部分と同じ経年劣化しているので、破損した箇所以外の箇所がいつ壊れてもおかしくないことを気にとめておきましょう。
すのこベッドは通気性がいいのが特徴ですが、ある程度の湿気は吸収しているので、他のすのこ部分の板が腐っていないか、他のすのこ部分の板にヒビが入っていないか、定期的に確認するようにしましょう。
まとめ
「すのこベッドの修理」と聞くと修理が難しいんじゃないか?と思ってしまいがちです。ですが、「すのこの修理」にしたら簡単な気がしませんか?
すのこベッドの修理は壊れた部分の板を交換するだけなので簡単です!材料や道具がない人でも、どんな道具が必要なのか、どんな材料を用意したらいいのか紹介しているので参考にしてください。
また、ホームセンターなどでも、すのこの完成品が売っているので、すのこの交換が可能であれば完成品を使用するのも一つの手です。
毎日使用するすのこベッド。あなたの毎日の疲れを癒してくれる大切なものなので、大切に使いたいものですね!