「部屋に観葉植物を置くと癒し効果がある」と聞いたことがあるという方もいますよね。
具体的に植物にはどのような癒し効果があるのか気になりますよね。
そこで今回は植物の持つ癒し効果とおすすめの観葉植物についてお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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植物が持つマイナスイオンで癒し効果
植物から発生するマイナスイオンには、気持ちを落ち着かせる効果や、精神を安定させる効果があります。
植物から発生するマイナスイオンの効果で自律神経を整え、副交感神経が優位になり、緊張をほぐし、ストレスが緩和されるのでリラックスできます。
日頃のストレスで気持ちが落ち着かないときや精神が安定しないときに観葉植物に触れたり、眺めたりすると、心地よさや精神的な安らぎを得ることができますよ。
緑豊かな植物で眼精疲労への癒し効果も
植物には現代人が悩みがちな、眼精疲労を癒す効果も期待できます。
植物のもつ自然な緑色の波長は目への負担が少なく、個人差はあるものの、眼精疲労の緩和や大脳皮質の活性化、視力の回復にもつながるという効果があります。
パソコンやスマホを長期間使う人にとっては、仕事や趣味の合間に観葉植物を眺めるだけでも眼精疲労を抑えることができるため、デスク周りに小さめの観葉植物を置いておくのも良いですね。
植物の香りで心も体もリフレッシュできる
観葉植物から出る「フィトンチッド」と呼ばれる香り成分には気分を落ち着かせ、精神的なストレスを軽減する効果があります。
実は「フィトンチッド」という成分自体は植物が自らの身を守るために発せられるもので、周りの植物や菌の成長を抑制する効果があります。
そのため植物の周りのカビやバクテリアの繁殖を抑える働きもあり、部屋に除菌効果ももたらすので、まさに一石二鳥という訳ですね。
植物の自然な潤い効果で健康的に
植物は光合成を行う過程で、根っこから取り込んだ水分を葉っぱにある気孔から空気中に蒸発させます。
その働きによって、部屋の乾燥を防ぎ、適度に部屋全体の湿度を上げることで、潤いをもたらしてくれます。
加湿器のように電気代や日々の掃除、カビや水垢の心配をする必要もなく、植物の自然の力で部屋全体を加湿できるので、のどや肌の乾燥が気になる方にとっては大きなメリットですね。
植物には癒し効果以外にも様々なメリットが
ここまで観葉植物が持つ癒し効果についてお伝えしましたが、それ以外にも室内に観葉植物を置くことで得られるメリットがあります。
中でも空気清浄効果は、観葉植物を室内に置くことで得られる大きなメリットです。
植物によって効果は様々ですが、観葉植物が人体に有害な物質を吸収・分解するため、タバコや排気ガスに含まれる有害成分を部屋から取り除き、部屋の空気をきれいに保つことができますよ。
室内に観葉植物を置くデメリットは?
観葉植物を室内に置くメリットを見ていきましたが、良い点ばかりでなくデメリットもあります。
デメリットとして挙げられるのが、観葉植物を室内で育てる場合、植木鉢と植物を育てるための土を持ち込む必要があるという点です。
室内に土を持ち込むことで、土の独特な臭いが気になるうえ、気を付けて手入れをしても土から虫やカビが発生する可能性があります。
ただ次に紹介するハイドロカルチャーという方法で観葉植物を置くことで、土を持ちこまなくても室内で育てることができるようになりますよ。
室内に観葉植物を置くときにおすすめ!ハイドロカルチャー
部屋に観葉植物を置くときに土を使わずに育てる方法としておすすめなのが、ハイドロカルチャーという栽培方法です。
ハイドロボールと呼ばれる細かい穴の空いた人工の石を土の代わりに使い植物を育てるので、土を持ち込まなくてもよいという点以外にも、虫やカビが発生しにくく、手入れがしやすいというメリットがあります。
ハイドロカルチャーは初心者でも始めやすく、おしゃれに観葉植物を楽しむことができるので、おすすめですよ。
初心者におすすめの癒し効果のある観葉植物
ここまで観葉植物の癒し効果についてお伝えしていきましたので、次は観葉植物を置いてみたいと考えている方向けに、おすすめの癒し効果のある観葉植物を3つ紹介します。
- サンスベリア
- アグラオネマ
- エバーフレッシュ
サンスベリア
サンスベリアはアフリカ原産の植物で、乾燥に強く、耐陰性も高いため、初心者でも育てやすいという特徴があります。
他の観葉植物と比べて空気清浄効果も高く、人気の高い観葉植物ですね。
アグラオネマ
アグラオネマは白と緑が混じった特徴的な葉の模様をした観葉植物です。
日陰を好む性質から室内に置く観葉植物としてアグラオネマも人気が高いですよ。
エバーフレッシュ
エバーフレッシュは中南米原産の植物で、小さく細長い葉が連なって、大きな葉の様になっている特徴的な見た目をしています。
縦に細長く、存在感のある形をしているので、スタイリッシュなインテリアとしても人気がありますよ。
初心者におすすめの癒し効果のある花
おすすめの観葉植物について見ていきましたので、次は初心者におすすめの癒し効果のある花を3つ見てきましょう。
- ローズマリー
- ポインセチア
- ヒヤシンス
ローズマリー
ローズマリーはハーブの一種で料理や紅茶にも使われることが多く、香りが良いのが特徴の花です。
秋に白やピンク色の小さな花が咲き、観賞用としても非常に人気が高いですよ。
ポインセチア
ポインセチアはメキシコ原産の花で、赤く色鮮やかな花を咲かすのが特徴的です。
11月~2月の冬の季節に見ごろを迎え、クリスマスのインテリアとして取り入れるのもおすすめですね。
ヒヤシンス
ヒヤシンスは品種によって様々な色があり、1か月ほどきれいな状態の花を楽しむことができます。
ヒヤシンスが咲くと、甘い香りが部屋に広がるので、とても癒されますよ。
まとめ:家でリラックスできる!植物の癒し効果とは?
今回は観葉植物を室内に置くことで得られる様々な癒し効果と、初心者におすすめの癒し効果のある観葉植物や花をお伝えしました。
観葉植物を室内に置くことで土を室内に持ち込みたくないという方や虫を湧かせたくないという方は、今回紹介したハイドロカルチャーがおすすめですよ。
日々のストレスや疲労を抱えている方は観葉植物を置くだけでもリラックスできますので、今回の記事を参考に気に入った観葉植物を取り入れてみてはいかがでしょうか。