「ソファの生地が破れてしまった…」「ソファがへたってきた…」といった事件は、今まで愛用してきただけにショックですよね。
ソファを修理したいけど、お値段はいくらくらいなんだろう…と悩んでいませんか?ソファが壊れる事はあまり無いので知らないのは当然です。
今回は、壊れてしまったソファの修理にかかるお値段と、おすすめのソファの修理業者についてご紹介しています。
また、ソファを長持ちさせるポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
ソファの修理を業者に頼んだ場合の値段って?
ソファの修理を専門の業者さんに依頼した場合の張り替え、修理料金の相場は下記のようになります。
3人掛け1800ミリ〜2000ミリ 8万円〜16万円程度 2人掛け1400ミリ〜1800ミリ 7万円~13万円程度 1人掛け1000ミリくらい 6万円~10万円程度 バネやウエービングベルトといった消耗品の交換 4万円~8万円程度 クッション材のみの交換 サイズによって異なりますが、3人掛け座面で3~6万円程度 ダイニングチェアーの張り替え 8千円~3万円程度 ※仕様によって異なります (出典:NOYES)
また、修理料金にソファの引き取り、配送といった配送代を加えて最終的な料金が決まります。
住んでいる地域や、張り地のランクによって前後しますが、平均的な張り替え、修理料金はおおよそ20万円前後となります。
「意外と高い!」と思いますよね。ソファの張り替えはなぜ高額なのでしょうか?では、修理費用が高額な理由を見ていきましょう。
ソファ修理の値段がお高い理由①型紙を作る必要がある
「型紙」とは、ソファの形に合った生地を切り出す際に必要な、寸法や形が決められた紙のことです。ソファ製作の説明書のようなものなので、型紙を使わずソファが製作されることはありません。
修理する為の型紙を作るには、ソファを全て手作業で分解し、生地を背もたれ部分や座る部分といったパーツごとに分けます。そして分けられた生地をそのまま型紙として使用します。
ソファを実際に修理する以外の、型紙の製作にも手間がかかるのでソファ修理の値段は高くなってしまうのです。
型紙製作から生地の張替えまで作業するとおおよそ2週間程かかります。
ソファ修理の値段がお高い理由②思わぬ出費がある
生地の張り替えが必要なソファということは、当然長い間使われてきたはずです。となると、ソファの問題は生地以外にも発生している可能性があります。
ソファの中のウレタン(クッション材)も10年もすると経年劣化してしまい全く使えない状態になっている場合や、ソファのフレーム(木枠)が折れてる場合もあります。
その為、生地の張替えだけとタカを括っていた所、思わぬ出費が加わる可能性があります。
追加で料金がかかる可能性がある為、ソファを修理に出す際は多めに見積もっておくと安心です。
先ほど紹介した、修理料金の相場の表を用いて、具体的にどのように修理料金が変化するのか例を使って紹介していきます。
例えば、2人掛けのソファの張り替えを依頼するとしましょう。2人掛けのソファの張り替えの場合、相場では修理費用は7万円~13万円程度かかります。
ただ、修理に出してみてソファ内部のバネやウエービングベルトも修理が必要だと業者が判断した場合には、追加で4万円~8万円がかかるため、合計でおおよそ11万円~21万円の修理料金となるのです。
ソファをDIYで修理した時のお値段って?
ソファの修理を専門の業者さんに依頼すると高くついてしまうので、出来るなら自分で直したいですよね。ソファをDIYで修理する場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
DIYでソファの修理をした場合の費用は、はっきりと分かりません。なぜなら、ソファの大きさや、修理する面積、生地の価格によって、金額が大きく異なるからです。
今回、実際にDIY張替えを行った人の情報をインターネットで調べてみましたので、参考にして下さい。
- 【合皮ソファの場合】17,500円
- 【布製ソファの場合】4,500円
(合皮ソファの場合の修理費用の参考:https://blogs.yahoo.co.jp/horihara888/10257350.html)
(布製ソファの場合の修理費用の参考:https://limia.jp/idea/170656/)
生地の種類が変わっただけでも、かなり値段に影響してきますね。
ソファの修理をDIYで行うメリット
ソファの修理をDIYで行うメリットは、なんと言っても加工代や配送代といった費用を抑えることができる点です。張替えを業者に頼んだ場合と、DIYで行った場合の費用の違いを見ていきましょう。
- 修理業者に依頼した場合…生地代+加工代+配送代
- DIYで修理した場合…生地代+道具代
費用面で見ると、DIYの方が結果的に安く抑えられることがほとんどです。手先が器用な方はDIY張替えを行うことで出費が抑えられるので、出来そうな方はDIYでソファの張替えをしてみましょう!
ソファの修理をDIYで行うデメリット
ソファの修理をDIYで行うデメリットは、自分の手間がかかる点です。張替えを業者に頼んだ場合と、DIYで行った場合の手間の違いを見ていきましょう。
- 修理業者に依頼した場合…新品同様に生まれ変わる
- DIYで修理した場合…道具を揃える手間や、失敗するリスクがある
手間の面で見ると、業者へ依頼した方が自分の手間もかからず、失敗するリスクも無いので安心です。「張替え費用」だけでなく、「手間」についても考えて、DIY張替えにチャレンジしたいですね。
ソファの張替え作業のなかには、ソファをひっくり返して作業を行う場面もあります。大きくて重いソファの張替えは、一人では作業が難しいことが多いです。
「自分には難しそうだなぁ…。」と思った方は、無理せずに、修理店へ張替えを依頼しましょう!
ソファ修理業者の紹介とお値段①NOYES
「NOYES」では商品の販売はもちろん、全メーカーの商品の修理・張替を行っています。
「ソファを購入したお店は販売のみで張り替え・修理を行っていない」「他社で見積りをお願いしたら買い替えを勧められた」このような場合は、NOYESへ相談してみてはいかがでしょうか。
参考料金
3人掛け1800ミリ〜2000ミリ | 8万円〜16万円程度 |
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2人掛け1400ミリ〜1800ミリ | 7万円~13万円程度 |
1人掛け1000ミリくらい | 6万円~10万円程度 |
バネやウエービングベルトといった消耗品の交換 | 4万円~8万円程度 |
クッション材のみの交換 | 3人掛け座面で3~6万円程度(サイズによる) |
ダイニングチェアーの張り替え | 8千円~3万円程度 |
ソファ修理業者の紹介とお値段②AZUMA
「AZUMA」は、ネット専門のソファ修理会社です。2000年にサイトを開設して20年間で13,341件の依頼の実績があります。
ソファーや椅子の張り替えではAZUMAの椅子張り職人が豊富な経験と確かな技能で細かな要望に応えてくれます。
参考料金
「AZUMA」公式ホームページで細かく「加工費」+「材料費」+「送料」の合計金額を算出することができます。張替え参考価格のサンプルもありますのでご確認ください!
「AZUMA」での見積もり方法
電話でのお問い合わせ | 049-248-4143 | 月~土:9:00-16:30/昼休12:00-13:00 |
WEBからの見積もり | WEBから見積もりの申し込みは無料です。 | |
クイック見積もり | 携帯やパソコンから写真を送るだけで見積もりができます。 |
ソファを長持ちさせるにはどうしたらいいの?
ここまで、ソファの修理についてご紹介しましたが、ボロボロになるのを事前に防ぐことができれば、修理しなくて良いですよね。ソファを長持ちさせるためには以下の3つのポイントがあります。
- 同じ場所に座らない
- 暖房器具の近くに設置しない
- 直射日光に当てない
ソファの生地がボロボロになったり、クッションのへたりを防ぐことができる3つのポイントについて、詳しくご紹介します。
同じ場所に座らない
ソファの座る場所は、クッション性のある座面なので、いずれかは、へたりと呼ばれるクッションのへこみが出てきます。
そこで大事なのが、一定の場所に座らず、座る場所を変えるという事です。座る場所を変えるだけでへたりを減らし長持ちさせる事ができます!
暖房家具の近くに設置しない
エアコン、ストーブ、ファンヒーターなどの暖房機器の近く、吹き出し口の近くにソファを配置していませんか?
ソファの生地は温度変化に弱い為、暖房機器の近くにソファを置くと張り地やカバーの変色、劣化に繋がりますので注意しましょう!
直射日光に当てない
ソファの生地は温度変化に弱い為、暖房器具から離れた所に設置すると同時に、直射日光にも当てないようにしましょう。
素材が革の場合、直射日光に当てるとベタつきを感じたり、革表面の色が薄くなる原因になります。
まとめ
今回は、ソファの修理にかかるお値段と、ソファの修理業者についてご紹介しました。
今まで愛用していたソファなら、壊れてしまっても、修理をしてできるだけ使ってあげたいですよね。
ソファを修理する費用が気になる方はDIYで、手間を惜しむなら専門の業者に依頼した方が良いですね。愛着のあるソファならDIYも楽しいですし、業者に頼んで生まれ変わったソファを見るのも楽しいです!
DIYにしても業者に頼むにしても、大きな出費になってしまうので、日頃からソファを大事にしてあげてくださいね!