お部屋のインテリアに観葉植物を置きたいと考えている方は多いですよね。
ただ、部屋に土を持ち込みたくない方は、土なしで観葉植物を育てる方法がないのか気になりますよね。
そこで今回は土なしでも観葉植物を育てることが出来るハイドロカルチャーを紹介しますので、是非最後までご覧下さい。
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観葉植物を土なしで育てられるハイドロカルチャーとは?
ハイドロカルチャーは、ハイドロコーンやハイドロボールという、一つ一つに細かい穴の空いた球状の発泡煉石を土に代わりに使用して育てる方法です。
ハイドロカルチャーを用いることで、部屋に土を持ち込まずに観葉植物を育てることができるため人気が高まっている栽培方法ですよ。
室内に土を持ち込む必要がなくなるだけでなく、様々なメリットがありますので、次はハイドロカルチャーのメリットについて詳しく見ていきましょう。
ハイドロカルチャーのメリットは?観葉植物への影響は?
ハイドロカルチャーのメリットですが、室内に土を持ち込む必要がないという点以外にも2つ大きなメリットがあります。
- 初心者でも手入れしやすい
- 臭いがなく衛生的
初心者でも手入れしやすい
ハイドロカルチャーは保水力が高く、水やりは1週間に1回程度でも問題ないので、つい水やりを忘れてしまうという方にもおすすめですね。
臭いがなく衛生的
ハイドロカルチャーは人工の石でできているため、土の独特な臭いがせず衛生的です。
臭いや衛生面が気になる方でも部屋に置くことができるのは非常に大きなメリットですね。
土なしで育てるハイドロカルチャーのデメリットは?
ハイドロカルチャーのメリットについて見ていきましたが、良い点ばかりでなく、デメリットもあります。
デメリットとして挙げられるのが、ハイドロカルチャーを用いて観葉植物を育てると、土で栽培したときに比べて植物の成長が緩やかになるという点です。
観葉植物の成長を楽しみたいという方や植物を大きく育てたいという方にとって、ハイドロカルチャーを用いて育てるのは、あまり向いていない可能性がありますよ。
ハイドロカルチャーは初心者でも観葉植物から虫が湧かない!
ハイドロカルチャーのメリットとデメリットについてそれぞれお伝えしましたが、実はハイドロカルチャーは初心者におすすめです。
その理由として、ハイドロカルチャーは土と比べて虫が湧きにくいという特徴があるからです。
先程お伝えしたように、ハイドロカルチャーは人工の石でできているため雑菌やカビ、虫の栄養源になりにくく、対策をしなくても虫やカビが湧きにくい状態を作ることができますよ。
土なしで育てられるハイドロカルチャーへの植え方は?
ここまでお読みいただいて、ハイドロカルチャーを用いて観葉植物を育ててみたいと考えている方もいらっしゃいますよね。
そこでハイドロカルチャーを用いた場合の植え方についてお伝えしますが、基本的には土に植えるときと同じです。
まずはハイドロボールを植物が埋もれないような高さに合わせて入れていきます。
高さが決まったら植物を植えて、隙間を埋めるようにハイドロボールを入れていき、ハイドロボールを植木鉢の淵から1cmぐらい下まで入れたら完成ですよ。
ハイドロカルチャーの水やりの頻度はどのくらいが適切?
観葉植物の植え方について見ていきましたので、次は植えた後のハイドロカルチャーを用いた観葉植物の水やりの頻度について詳しく見ていきましょう。
ハイドロカルチャーの水やりの頻度は植える観葉植物にもよりますが、1週間に1回程度を目安に、ハイドロボールが完全に乾燥していれば、底に水が少し溜まるぐらい水を与えましょう。
ハイドロカルチャーが乾燥していないときに水やりをしてしまうと、根腐れの原因になるので、注意が必要ですね。
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるときに注意すること
ハイドロカルチャーで観葉植物を育てるときには水やりの頻度以外にも注意するべき点がありますので、詳しく見ていきましょう。
肥料が必要
ハイドロカルチャーは人工の石なので、土と違い肥料が含まれていないので、植物が元気に育つためにも肥料を別に与える必要があります。
ハイドロカルチャー専用の肥料を使えば、手軽で簡単にできるので初心者にもおすすめです。
植物が成長したら植え替えを
容器いっぱいまで観葉植物の根が成長したら植え替えが必要です。
観葉植物をより大きく成長させたい場合には一回り大きな容器や鉢に植え替えましょう。
初心者におすすめの土なしで育つ観葉植物は?
育てるときの注意点について見てきましたので、次はハイドロカルチャーとの相性が良い観葉植物をいくつか見ていきましょう。
ポトス
ポトスは熱帯地方原産のつる性の熱帯植物で、観葉植物として人気の高い植物です。
耐陰性があって半日陰であれば室内でも育てることができますよ。
モンステラ
モンステラは迫力のある切れ込みの入った葉が特徴の熱帯アメリカ原産の植物です。
耐陰性があるので、室内でも日光が当たる場所であれば元気よく育ちますよ。
ガジュマル
ガジュマルは「幸せを呼ぶ樹」とも呼ばれ、初心者でも育てやすく人気の観葉植物です。
耐陰性があるため、室内でも日光の入る場所であれば問題なく育てることができますよ。
土なしで育てる観葉植物を更におしゃれにする方法
ここまでハイドロカルチャーとの相性が良い観葉植物を見ていきましたが、部屋のインテリアとして置くときに一工夫加えるだけで更におしゃれなハイドロカルチャーを楽しむことができます。
ハイドロボールとは別に様々な色がついたカラーサンドを容器の中に層の様にして使うことで部屋の雰囲気に合わせて色鮮やかな観葉植物が出来上がります。
観葉植物をただ置くだけでは物足りないという方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
まとめ:土なしで観葉植物を育てるにはハイドロカルチャー
今回は土なしで観葉植物を育てるハイドロカルチャーという栽培方法について詳しくお伝えしました。
ハイドロカルチャーは部屋に土を持ち込まなくても観葉植物を育てることができるうえに、土の独特な臭いがなく衛生的で、虫が湧きにくいため初心者にもおすすめです。
是非、今回の記事を参考にして、様々なメリットがあるハイドロカルチャーを部屋の観葉植物に取り入れてみてはいかがでしょうか。