「高級なソファって、ホームセンターとかで売ってるソファとどう違うんだろう?どうせ、その辺のソファと変わらないに決まってるから、お手頃なソファでいいかな。」
高級ソファを買いたいと思っているけど、最近は安くても質の良いソファがあるから妥協してもいいやと思うことがありますよね。
この記事では、高級ソファが安物のソファとどう違うかを、以下の8つの比較項目で順に追って説明していきます。
- 価格
- 耐久性
- 座り心地
- 素材
- サービス
- こだわり
- ファブリック
- ウレタン
高級ソファのクオリティの違いを知って、買うかどうかの悩みが晴れれば嬉しいです。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%84%9B%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%84-%E5%8B%95%E7%89%A9-%E7%8A%AC-1866530/
高級ソファの価格の違い
まず最初は、高級ソファの値段と比較的どこにでも売っているソファの価格の違いを説明します。
高級ソファのブランドメーカーとして知られている「ソファーズ (Sofas)」の「ソファーアース(sofa EARTH 2.5人掛け)」は最低でも421,200円(税込)の値段です。
一方で「無印良品」の「ソファ2.5人掛け」は、67,900~77,900円(税込)の値段です。
高級ソファはオプションが豊富で、こだわろうと思えばもっとこだわれますので、こだわる場合は100万円以上の価格にもなります。
高級ソファの耐久性の違い
高級ソファと安物のソファでは、長期間使えるかどうかの耐久性の違いが出てきます。
安物のソファですと大量生産を前提としているので、ソファ自体に歪みが発生してしまったり、縫い目が破れてしまったりと寿命は3、4年といったところです。
一方で高級ソファは、熟練のソファ職人がひとつひとつ丁寧に手作りを行っているところが多いです。ソファの至るところがしっかり作られているので、寿命は20年、30年と言われています。
高級ソファの座り心地の違い
高級ソファと安物のソファの圧倒的な差が座り心地で、座った瞬間から違います。
安物のソファは座り心地を深く追求したものが少なく、ずっと座っていると腰が痛くなってしまうなど、長時間座っていると痛みを感じることが多いです。
一方で高級なソファは座り心地が柔らかく、使用者を優しくリラックスできるようにクッションのフェザー量を多くしているなど、快適さがまったく違います。
高級ソファは長時間ずっと座っていても、腰痛などの痛みに悩まされないでしょう。
高級ソファの素材の違い
高級ソファと安物のソファでは、使っている素材の違いが出てきます。
安物のソファは、大量生産をするためにコストを節約しなければいけないので、素材に手間をかけられず耐久性や弾力の弱いものが採用されがちです。
一方で高級のソファは、ソファの木枠や生地、コイルといったものを厳選して素材を選んでいます。
高級ソファには、ハンガリー産マザーグースの高級スモールフェザーやイタリア製の生地といった素材を採用しているソファもあります。
高級ソファのサービスの違い
高級ソファと安物のソファでは、サービスの質に違いが出てきます。
「無印良品」では、インテリアの以下のサポートサービスを提供しています。
- 収納の相談
- インテリアの相談
- ねむりの相談
- オーダー家具/施工の相談
- くらしのお手伝いサービス
- 服選びの相談
- 無印良品のパーツ
生活全体を幅広くサポートしていますが、インテリアひとつひとつを細かく網羅していない可能性があるので、理想のソファを選べない場合があるので注意です。
高級ソファを取り扱っている、「ソファーズ (Sofas)」では以下のサポートサービスを提供しています。
- 【オーダーサービス】― 全てのソファで生地の種類や色、サイズ、座り心地を選べる
- 【コーディネートサービス】― オーダー家具のデザイン・製作・販売を手がけている実績があり、オーダー家具やインテリアコーディネートの知識を持ったスタッフが相談に乗ってくれる
- 【アフターサービス】― ソファを長年使ってきて、素材にへたりが出た場合はパーツを交換してくれる
「無印良品」のように生活全体を幅広くサポートしてくれるサービスではありませんが、ソファの専門店なので、ソファひとつに手厚いサポートをしてくれます。
高級ソファのこだわりの違い
高級ソファと安物ソファでは、ソファに対するひとつひとつのこだわりが違います。
「無印商品」では、約100種類ほどのソファを網羅的に取りそろえていて種類が豊富ですが、ひとつひとつのソファのこだわりがどうしても手薄になってしまいがちです。
「ソファーズ (Sofas)」では、約18種類のソファを取りそろえているので種類は少ないですが、ソファひとつひとつに対するこだわりを深く追求しています。
「国産ソファに革命を起こす圧倒的広さと超弾力クッション」や「これまで経験したことのない圧倒的な座り心地」といったコンセプトが必ず設定されています。
高級ソファのファブリックの違い
高級ソファでは、安物のソファと違って布地や織物といったファブリックの質が高いです。
ソファの価格で占める割合が多いのがファブリックで、グレードの高い生地を使うほど価格が高くなります。安物のソファは高品質のファブリックを控え、価格を低く設定しがちです。
一方で、高級ソファはハイクオリティなものに仕上げたいため、出来映えに見合ったものに使用したいので、高品質なファブリックの割合が多くなっています。
ソファにはファブリックだけがよく、中身は雑になっているものもあるので注意です。
高級ソファのウレタンの違い
高級ソファは安物のソファと違って、ウレタンというポリウレタンのプラスチック樹脂の密度が違ってきます。
高級ソファは、一番劣化しやすい座面クッション部分のウレタンの密度比重が高く、厚いです。1㎥30kgぐらいだと良質なウレタンとされています。
良質で比重の高いウレタンを惜しむことなく使っているソファは、ソファの中身まで細部にこだわっているため、使用者のことを考えた真の高級ソファと言えます。
ソファのウレタン比重を確認するためには店員に許可を取り、ファスナーを開けて確認してみると良いです。
高級ソファの条件を備えた実例
高級ソファと安物ソファの違いを8つ紹介しました。高級ソファの特徴に概ね合致したのが、フランネルソファで販売されている「ソファーアース(sofa EARTH)」(442,800円~税込)です。
- 奥行きが広いのでゆとりを持って座れる
- 座高が低く、程よいバランスが取れている
- エッジを強調するため、ソファの中身にウレタンや背クッションカバーにも拘っている
- 世界中から厳選した上質な素材だけを使っている
- ソファ専門職人が手間をかけて丁寧に作っている
- 高品質なスモールフェザーを使っている
- 耐久性の高いフレームを採用
安物のソファと違い素材や座り心地、耐久性といったものをこだわりぬいており、使用者のことを第一に考えた高級ソファであることがよく分かります。
まとめ
ここまで、高級ソファと安物のソファの違いを説明していきました。まとめますと以下のようになります。
- 価格が数十万円と高価格
- 寿命が20年、30年と長持ち
- 座り心地が柔らかいなど、使用者のことを考えている
- 厳選された素材を使用している
- ソファに対する手厚いサポートが充実している
- こだわりを深く追求している
- 高品質なファブリックを多く使っている
- ウレタンの密度が高い
高級ソファは使用者のことを第一に考え、快適な座り心地を追求しています。安物のソファを買うことよりも、長い間ずっと使うことが可能です。
いつまでもリラックスできる環境が欲しいなら、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。